最近のカーナビも、機能的にはほぼ成熟し、廉価モデルでも十二分な性能を有す物となっています。ほぼどんなところでもピンポイントで案内してくれて便利ですね!!
私も、カーナビを結構頼りに知らぬ所へ行く事も多いのですが、この八ヶ岳ではアテにならぬ事が非常に多いのであります。今回は、大泉西井出を例にします。西井出は大半が8240の何番かになっていますが、これが分筆された順番に付けられていますので、何の秩序もなく並んでしまっています。8240-千番台の隣が8240-八千番台なんて事も普通に起こっています。(同様の事情は清里3545にも同じく発生していますし、他にも沢山あるのです。これは、元々が県有地・国有地で一つの広大な土地だったのを、開拓時に分筆して払い下げを行ったあとに、その土地がさらに細分化され…というのに、切った順番に地番がついて行っている為です)
実は、この地番と場所を正確に把握している地図情報は全く無いのが実情なのです。(公図情報では追えなくは無いですが、余りに無秩序でバラバラなので大変です)しかも、次から次へと新しい地番があちこちに発生している状況ですから、困った物です。従って、宅配便も郵便も地番ではなく、お名前で配達されている様な状況です。
その様な状況では、地図会社も地番と座標を調査しきれず、地図情報としては入力できていないのですね…。なので、地番が解っていてもカーナビに入力すれば、大体が甲斐大泉駅前か八ヶ岳倶楽部付近に表示されてしまうのです…。(殆どの地図情報では8240-1に集約しているのですが、その8240-1すら、あちこちに散らばってしまい、サンメドウズスキー場から、甲斐大泉駅前や色々なところに切り取られた残骸として残っている状況です)
元々が8240-1から始まった広大な面積がどんどん細分化されて、既に8240-九千番台後半に突入しています。そろそろ一万番台に到達する勢いなのですが、いい加減に整理が必要な時期に来ているようにも思います。
私がお世話になっている『ヒュッテ エミール』さんでも、カーナビを頼りに迷走される方が多くいらっしゃいます。八ヶ岳では、ここは原始的に目印を頼りに、右へ左へと言うのが確実なようであります…。
行楽シーズンの今、道に迷ったら、迷惑にならない路肩の広いところへ停車し、確認しましょう。不用意な場所に停車する車が非常に多いです。八ヶ岳は至る所に路肩の広い場所がありますから、ちょっとの手間を惜しまず、車両が完全に路肩に入るような場所を見つけて、調べ物をしてみて下さい。事故・混雑の原因になります。どうぞ、お気を付けて!!
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