この時期になると、車の上にルーフキャリアを搭載した車が目立つ様になります。私も、今まで使ってこなかったのですが、釣りにスキーにと家族で動くようになると、必要になってきて、今回色々調べて購入してしまいました…といっても、オークションで中古を安く入手したわけですが。
国内で、現在流通しているルーフキャリアのメーカーは日本のメーカーであるカーメイトさんのINNOというブランド、もう一つ日本メーカーからのTERZO(映画『私をスキーに連れてって』で一世を風靡したブランドですね)、あと輸入ブランドのTHULEというブランドの三社になっています。
屋根に色々な物を乗せるのには、ベースキャリアという横に棒を2本渡すところまでがワンセット。その棒の上に、トランクをのせたり、自転車を乗せるためのアタッチメントを乗せたり、スキー板を乗せるアタッチメントを取り付けたりします。
メーカーの保証は出ませんが、INNOのキャリアとTHULEにキャリアはサイズが同じで、上にのせる物は共用ができるようです。(角パイプ品に限り)かく言う私も、ベースキャリアはINNOを使い、ルーフバックというトランクボックスはTHULEを使っています。なぜなら、調べている途中で解ったのですが、THULEのルーフバックで近年の製品は、ベースキャリアとの脱着が極めて簡単にできるのです。工具も不要、調整も極めて簡単で、装着は実に確実にできる様になっています。これは、相当なアドバンテージです。
使い出して解った事。角パイプは風きり音が出やすいですね。我が家の車に装着したところ、ルーフバックを乗せないと結構気になるレベルの風きり音がします。予算に余裕があれば、エアロバーといわれる、楕円断面のベースキャリアを使った方が良いでしょう、。取付位置でも変わると思いますが、大型のルーフボックスを付ける場合は、取付位置の移動はかなり難しいですから、調整は難しいかもしれません。(我が家も調整不可能でした)
ルーフボックスですが、ガスダンパーを開閉に使っている物は、へたりが早い様です。THULEはダンパーのへたりが少なく、開けたままを維持できなくなるようにはなりにくいようです。ここも、脱着とともにアドバンテージです。オークションなどに出てくる物を見ていると、へたっている物が大半です。INNOなどの製品をオークションで買うときは要注意です。
土砂降りの高速道路などで使ったときにどうだろう…と思いましたが、中の物がぬれる事も無く、我が家の車では意外に頭の重さも感じませんでした。(許容加重ギリギリでの積載)ただ、確実に燃費には影響があると思います。10%位は出るのではないでしょうか。
ルーフバックで大きい物なら、スノーボードもスキー板も釣り道具の長いものも、何でも飲み込んでくれます。しかも、入れた物が汚れませんので、助かります。スキー板のキャリアは、融雪剤でベタベタになりますから。ルーフボックスを乗せたおかげで、私の快適な仮眠スペースが生まれました。余りに快適で、朝マヅメ(明け方の空が明るくなり出して、日の出までの釣りのゴールデンタイム)を逃してしまいそうです…。
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