先日の蕎麦不作に続き、今度は最近人気の甲州種ワインの話。甲州種が、記録的な不作のようです。JA勝沼支所では、メーカーの要求700tに対し、半分も出せないかもしれないとか…
一つは、作付面積が減少していること。ピオーネや巨峰に比べ、1kgあたりの金額が1/3程度しかならない、甲州種への作付け意欲が出ないことでの、作付面積の減少が主原因ですが、今年の不作は深刻なようです。一房の実付きがまばらで、房数は有っても、収量が伸びない様です。
作付け意欲の減少は、醸造メーカーの姿勢も問題かもしれません。JAと量で契約してしまうので、多く収穫できたときには、どこも買い取ってくれない…というジレンマもあるようです。この畑の収穫は全量買い取るよ…という買い取りになれば、農家も安心して栽培ができますが、どうもそうでは無いようです。
ここ最近、非常に人気の高い甲州種ワイン。もう少し、良い形でスタイルが確立して欲しいです。
少なくも、来年の甲州種ワインは出荷が少ないと思われますので、早めの手配が吉と思います。
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