リフォームでの床暖房、なかなか難しいのであります。なぜかというと、発熱した熱が床下に行かないようにせねばなりません。そのために、床下面に断熱材を入れるのですが、リフォームではなかなかこれが難しい。床下に潜り込んで作業が悠々とできるような家ならば問題無いですが、そんなお宅は少ないのが実情。
床下に入れないときはどうするか。今までは、床材をめくって、床下地を露出させて、上から断熱施工をしていました。しかし、これはかなり大がかりな作業になります。
パナソニックさんが、そんな悩みを解決する床暖房+断熱材を厚さ12mmの中に凝縮した、すごいのを出してきました。(実は昨年から有ったらしいのですが…)そんな、むちゃくちゃ薄い断熱で大丈夫なのか??まず、これが一番に心配になります。今までは特殊用途にしか使われてこなかった、真空断熱材がここで活躍。床材の中に仕込まれた面状発熱体のしたに真空断熱材を仕込むことで、床下断熱をしなくても性能を出すことができるそうです。
さらに、断熱材ができるときは、した方が良いのですが、できない場合には救世主となるこのシステム。リフォームにはかなり強い味方になってくれそうです。発熱体のすぐ下で断熱するために、非常に効率も良い様で、立ち上がりも早いようです。その分、節約にもなりますね。
この床材であれば、既存の床材の上に敷き込んで施工するだけで、電気式床暖房の床&断熱もできてしまいます。扉などの調整が必要でしょうけど、12mm厚で済ませられるメリットはかなり大きいです。
最近では、YAMAHAさんが、奥行き650mmと600mmのキッチンであれば、ほぼどこのメーカーでも対応する、キッチンのシンクと天板だけを交換するリフォームパックを始めています。YAMAHAのキッチン天板&シンクは、秀でた厚みと耐久性に加えて、分厚い人工大理石一体型シンクは、最近流行始めた目地なしシンクの最先端を行っています。YAMAHAの人工大理石シンクは、質感や厚みも素晴らしく、傷や汚れが入っても簡単に直せて新品に戻ります。天板だけでも新品に…これもアイディアなリフォームだと思います。
いろいろなリフォームが出てきています。私たちも、もっともっと勉強していかねばなりません。
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