いまから5年ぐらい前に真剣に調べた事が有ったんです。ペレットストーブ。そのときは、動作音の問題で、八ヶ岳の環境にはそぐわないとの判断で、研究を打ち切りました。お客様にも積極的にお薦めする事も無くなっていました。
当時は、ペレット自体も安定供給するルートも無く、上伊那森林組合の生産も不安定、かつバーク(樹皮)がとても多いペレットが出ていましたので、ペレット自体の供給にも不安があった事も大きな理由です。
あれから、5年。状況も変わってきました。まず、ペレットの供給ですが、上伊那も量・品質とも安定し、灯油並みの価格での安定供給が可能になりました。山梨県内でも、飯島製材所での生産が始まっているとききます。また、私どもがいつもお世話になっております木材加工会社にも設備が入るようです。
また、ストーブ本体も少々変わってきました。灯油ファンヒーターなどで知っている方も多いトヨトミが、正規でペレットストーブの扱いを始めています。アフターの面などでも安心感が高いですね。このトヨトミが扱う製品、驚くほど静粛性に優れています。オルケアの建物は、断熱性が極めて高いので、夜間通して運転する事は無いと思いますが、それでも十分に行けると思われるレベルです。
欲しいときに欲しいだけ、必要な暖房を簡単に得る事が出来る利便性も見逃せません。20kg~40kgぐらいのペレットが、内蔵でき、一日数時間程度の運転ならば、一週間ぐらいは補給しなくても十分に使えるレベルです。面倒な薪運びも不要。ストーブ周辺が汚れる事も有りません。完全燃焼するので、灰も僅かで、一シーズンで灰だしは1回でも大丈夫…と言われるほど。着火も電気で自動ですし、消火も自動です。安全性も高いですね。
何より、設置が簡単なのは嬉しい。大がかりな煙道工事が不要です。機種によってはFFヒーター並みの物もあります。リフォームで取り付ける事も簡単です。大がかりな炉台も不要。いいじゃありませんか。
ストーブ本体は、色々な機構が着いている分、薪ストーブより値段は高いですが、工事や炉台が不要な分、安く設置が出来ます。火遊びが出来ないですが、雰囲気のある暖房機としては十分でしょう。火力調整も簡単です。
オルケア事務所にも実は、1台設置予定で、現在機種を選考中です。近日中に登場します。是非、見に来て下さい。
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