小雪さんのCMでブレークした感のあるハイボール。各地の酒場にも登場し、すっかり定着した感じがします。
ところが、今まで撃沈状態だったウイスキー市場ですから、そんなに作っているわけがありません。どうも、サントリー中の原酒を食い尽くす勢いじゃないでしょうか。昨年などと比べると、明らかに角瓶の味も変化していますし、何と言ってもあれだけ売りたがっていたオーナーズカスク(個人や団体向けの樽売りウイスキー)が6月より販売休止。白州の、カスクルームの扉も閉ざされたままです。
サントリーの場合は、イギリスにも蒸留所を買収し保有していますので、そちらからの供給もあるので、原酒切れは無いでしょうけど、積年の良酒が飲み尽くされてしまうのは、なんとも残念です。『響』の17年505なども、当分出てこないでしょうね。
個人的にはニッカの原酒より、角の丸いサントリーのモルトの味わいが好きだっただけに、ちょっと残念な今日この頃です。しばらくは、ニッカかマルスに浮気しなくてはなりませんか…いえいえ、円高でスコッチがお安いですので、そっちです。イギリスも、ウイスキー離れ著しく、良酒がだぶついているようです。レギュラー品の味わいが、結構リッチになっております。ジョニ赤やホワイト&マッカイなどのレギュラーだけでなく、激安スコッチといわれるマリーボーンなどでも結構楽しめます。私は、ありきたりですがフェイマス・グラウスやデュワーズ・ホワイトラベルがお気に入りです。いずれも量販店で1000円前後で売っています。(山梨県内では少ないですが)
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