八ヶ岳にいると、すぐ目の前の山に登ってみたくなる物です。
実は、見える側から登ると相当に厳しい山でも、裏側からアクセスすると意外に楽な山だったりするので、ルートの調査は欠かせません。私も、何日も登ったり、一日中登りっぱなしというような山登りには、装備も持っていませんし、体力も持ち合わせていません。なので、一泊二日。登りは数時間だけ…というお気楽コースしか行きません。
今日はそんなお気楽コースをご紹介。
まずは八ヶ岳。一番の近道である美濃戸口からの登山をお薦めします。美濃戸口は、通称 鉢巻道路の西の終点から林道を上がっていくとあります。車を置く場所もあり、スタート地点としては申し分ない場所です。ここから、山頂まで健脚の方だと4時間程度。私のようなへっぽこで5時間強から6時間でしょうか。山小屋を満喫するには、オルケアの建物オーナーの方が運営している『行者小屋』がお薦めです。個室をご希望ならば、『赤岳天望荘』が良いでしょう。何と言っても、美濃戸コースは危ない箇所が殆ど無く、安心して登れます。
次は甲斐駒でしょうか。こちらは長谷村から南アルプス林道バスに乗って北沢峠へ向かいます。北沢峠から、4~5時間での行程で甲斐駒ヶ岳へ登れます。白州から登ると、本州でも一番厳しいといわれる山ですが、裏からですと普通の方でも日帰りが可能です。(6時のバスに乗ることをお薦め)
鳳凰三山も忘れてはいけません。こちらは、南アルプス市の芦安から林道を上りきった夜叉神峠からしか私は登ったことがありません。どうも、青木鉱泉からアプローチするルートが有るようで、こちらも同じくらいの所要で登れる様です。登り5時間~6時間程度。
あと、瑞垣山や金峰山などと言った秩父山系も見逃せませんね。特に瑞垣山は4時間ほどで登れるので、意外に気が楽です。
これからは、例年ですと天候が安定し、遠望も期待できる季節です。是非、気軽な山登りにも挑戦してみてください。
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