断熱材争奪戦…

世間はエコポイント大旋風が吹きまくっています。

そんななか、建材業界では断熱材が足りなくて大弱りのようです。これは、由々しきことです。なんだか、断熱材が入らなくて工事が遅れているという物件もあるそうです。（オルケアではそのような事はありません）

なぜ、そのような事になるのか？理由が有るようです。エコポイントを取るために、大量に断熱材を使用する様です。これは、次世代省エネをクリアするために、今までの断熱材では性能が足りないと言うこともありますし、もう一つ大きな問題が有るのです。

日本全国の多くの工務店や設計士さんは、熱損計算という物が出来ません。これは、今までの建築業界では無かった計算であり、不必要だったから…ということもあります。また、結構面倒なんです。オルケアは、室蘭工大が開発したプログラムを用いて正確に計算が出来る様にしています。

この熱損計算が出来ない場合どうするか…仕様規定という物があり、これだけの厚みを入れていれば、次世代省エネ基準を満たした事にします…という規定が有ります。これは、かなり余分を見た物となっており、かなりの量の断熱材を入れなくてはクリアできません。これが多いので、断熱材が足りなくなっている様です。

今まで余りに使わなすぎた所が、大量に使い始めてこの様な事態を引き起こしているようです。

オルケアでは最初から、熱量計算を行い、十分な断熱を確保してきていますので、以前と変わらぬ施工で進めています。（年々、スペックと工法を確認し、改善はしています）

断熱材の一番重要なのは、量より施工であることは、余り知られていません。これは、また明日。