八ヶ岳や山梨県の地酒、どうも『これは!!』と言う物に欠ける感じがします。以前は素晴らしい仕上がりだった『谷桜 桜舞』もちょっと元気が無く、お薦めしにくい状況。
そんな中、新進気鋭の一本。でも頑張りすぎて、ちょっと尖った味わいかな。酸味が少し立つ傾向が強く、酸味を嫌う方にはお薦め出来ません。火入れなし生原酒が主軸。ガツンと来る味わい。
『青煌』と言う銘柄のお酒で、なんと高根町箕輪の『武の井酒造』のお酒です。『武の井』と言えば、普通酒のみの小さな蔵で、殆ど地酒のイメージでは無かったのですが…。息子が杜氏になり、頑張っているようです。
仕込みが少なすぎて、地元でも殆ど流通していません。小淵沢駅前(井筒屋斜め前)の久保酒店には置いています。
若き杜氏の心意気を感じてやって戴けると嬉しい一本です。
※2月12日追記 肌燗くらいに温度を上げれば、酸以外の味が上がってきて、バランスが良いように感じました。
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