震災の被害状況が明らかになればなるほど、日本が始めて遭遇する大災害であることは間違いなのですが、ヒトケタもフタケタも違う規模に驚くばかりです。
住宅資材関連も壊滅的な打撃を受けており、特に合板(ベニヤ)は深刻です。こちらの記事にもありますが、合板の生産の半分は東北、しかも石巻や気仙沼、宮古などに集中していました。これらが壊滅し、供給の目処が立たない状況で、今後はどうなるかすら解らない状況です。
数ヶ月すれば、輸入合板の供給が始まりますが、しばらくは希望すら持てない状況かと思われます。また、僅かな供給は復興へ優先的に回されますから、一般市場には殆ど出てこないと思います。
設備関係も、生産拠点に大きな被害が出ており、安定するのに1ヶ月はかかりそうです。ある住宅設備メーカーさんは、埼玉にある物流センターが内部で崩壊し、週明けまで立入禁止だったそうです。中身の確認は、現在も続いており、出荷はまだ出来ていないと聞いています。
年度末ではありますが、年度明けまで、暫く影響は残りそうです。オルケアも出来る限り影響が少なく、品質の高い物をご提供出来るように頑張っております。
なお、ニュースでも流れましたが、舞浜でしょうか、揺れている最中から、液状化が地表に出てくるまでを刻銘に録画した動画があります。歩道のタイルの継ぎ目に注目。地面とは思えない動きを見せます。非常に貴重な映像だと思います。
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