スキー人口の減少が叫ばれて久しいですが、久しぶりの志賀高原に行って唖然としてしまいました…
横手山ジャンボコース下半分の入口から撮った写真ですが、誰もいません。周りにも誰もいません。10年前の平日より少ない人出にびっくりしました。(撮影日は、写真の通り絶好のスキー日和の日曜日です)
子供のフォームをビデオに撮ってあげようと、横手第4リフト(検定コース)へ行きましたが、貸切状態で撮影が出来ました。(撮影中、本当に誰も滑ってこないんです)
横手山・渋峠共に人出は少なく、10年前では平日でも、これより人出が有ったと思います。まして、志賀高原のベストシーズン(天気が荒れるので1月から2月中旬はベストではない)で、この有様です。
さらに、奥志賀で子供達をスクールにお願いしましたが、受ける子供は僅かに4人。日曜日の午後ですから、少ないかな…と思いましたが、それにしても少なすぎます。ここのスクールは名門ですが、丸池校は閉鎖されたようです。修学旅行頼みにならざるを得ない状況なのだな…と思いました。
この日は丸池・横手山・渋峠・奥志賀・焼額山と巡りましたが、奥志賀や焼額山の人出は程々ありましたが、他は閑散としていました。当然ですが、飲食店の閉鎖も多く、厳しい環境が見て取れます。奥志賀などは、バスターミナル内の食堂が無くなり、奥志賀ホテルのラウンジ・レストランか、グランフェニックスのラウンジ・レストランを使うようになっていました。
その分、休憩所などは静かで、スキーをしない家族がいる方には、のんびり出来ると思います。本州の中では、安比などを除き、最高の雪質を楽しめ、落ち着いたスキーリゾートとして希有な環境があります。折角のこの環境が廃退してしまうのは余りに勿体ないように感じます。
私は、なんだかんだと言っても横手山・渋峠が大好きです。凄くローカルな雰囲気満点で、ロングクルージングは出来ないですが、その分落ち着いており、短くとも楽しいコースが沢山あります。標高の高さから雪質も最高です。(その分、荒れたときは堪った物ではありませんが)寺子屋の、日本離れした雰囲気も大好きです。
リフトが遅く、行くのが面倒なのですが、横手山の第一リフト乗り場にある券売所(横手では唯一クレジットカードでリフト券が買えます)の食堂はお薦めです。飲食が高い志賀高原ですが、ビールは700円で大瓶。しかも食堂で漬けている美味しい野沢菜漬けがついてきます。このほか、ほっこりした懐かしい味のラーメンは、八ヶ岳では出会えないレベルです。
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