非常用電源として、携帯式の太陽光発電装置も有りだなぁ…と思いました。そうしたら、そんなユニットが発売されるようです。充電池もセットになっており、ノートPCなどへの給電や、家族の携帯電話への充電などに重宝しそうです。出力は200W程度なので、動力系の給電には使えませんが、弱電系のエネルギー源としては使えそうなアイテムです。
エンジン式の発電機では、普段からの整備や、排気の問題などがついて回りますが、太陽光の場合はその心配がありません。(エンジン式の発電機でオイルの固着などの心配をなくす技術は、オルケアのお客様がお持ちです。是非お問い合わせを)
必要十分な出力と、充電池を組合せ、時間を気にせず使えるようにしたところは上手い。出力端子も、100vコンセントだけでなく、シガーライタソケットやUSB5Vを備えたところがニクイ。なんせ、この手は交流へのインバータがくせ者で、効率を悪くしますから、直流でダイレクトに充電関係は済ませた方が良いに決まっています。インバータの疑似正弦波は機器にも良くない事が有りますし。
金額も64800円~と十分射程圏内でしょう。防水・防塵クラスのセットになっておりますので、雨が降っていても大丈夫。(雨でも明るければ、それなりに発電します)結構使える仕様になっています。震災の時には、携帯の電池の電源確保が1番の悩みになりました。これがあれば、とりあえず解消出来そうですし、電気毛布程度なら給電出来るので、最悪の時の暖にも使えそうです。
熱源としては、太陽熱調理器を見直さなくてはなりません。大きめのビニル傘でも自作できるようですし、結構な出力になるんですよね。晴天時には1㎡あたり1kwの出力が出来ると言われる太陽熱調理器。侮れません。販売されている物は3万円前後しますので、夏休みの自由研究に造らせようかと検討中です。造形を工夫すれば、かさばらず効率の良い物が考えられそうです。例え寒い時期でも、お湯が日中に造れれば、色々と使えますし、暖かい物を食べられるようになれば、全然違います。
家の暖房ですが、オルケアで扱いを始める太陽光パネルが一番の様です。一枚で1kw程度の最高出力があり、日中に暖気を供給します。外気温が氷点下でも外気温プラス35度以上の暖気を供給するので、かなりの効果あり。建物の断熱性能が1番重要ですが、断熱性能が有る建物だと、夜間も保温出来るので、生活は確保出来そうです。非常時の為にもQ=1.0近い性能は欲しい所です。オルケアでは、その性能を既に実現した建物もあり、今回の震災でも温度低下は僅かでした。
今回の震災をきっかけに、色々考えているオルケアです。是非、お気軽にご相談ください。
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