我が家の隠れた人気メニューが『鯛茶漬』。美味しい鯛(真鯛に限らず、チヌでも、石鯛でもOK)が手に入ると、必ず食卓を賑わす一品。
美味しい鯛は、幾らあっても嬉しい物ですね。刺身が余っても、昆布〆にしてよし…で翌日も、まだ楽しめます。我が家では、最後の締めに浅めのお皿に刺身を敷き詰め、わさび醤油をかけて、数分間ヅケにします。醤油は多めで大丈夫。(ヒタヒタくらい)
一方で、番茶を湧かします。沸騰レベルが重要。とにかく熱いのを!!
ご飯を大きめのお椀によそい、ヅケにした刺身をのせて、漬けていた醤油も少々かけます。間髪入れずにグラグラの番茶を目一杯かけて、フタをします。(お茶が身にヒタヒタになるように)3分ほど待てば、お茶の熱で身が白くなった鯛が登場。良く混ぜて食べます。(味加減は美味しい醤油のみがお薦め)
鯛の旨味がご飯にも広がり、食欲が止まらなくなります。シンプルですが、美味しいです。西日本の料理屋などでは、薬味を入れて同じような事をしていますが、わさび程度で留めておくって物だと思っています。
コツは、とにかく熱いご飯、熱いお茶で、身が白くなるように仕上げること。半生は美味しくないです。身が白く、熱が通ることで、身の脂がお茶へ溶け出し、ご飯へ旨味が行き渡ります。後は、身をケチらないこと。ご飯が見えなくなるまで敷き詰めること。だって、白くなって縮みますから、ケチるとショボイ見た目になりますし、味が薄くなります。最後は、美味しい醤油を使うこと。僕は、小豆島の醤油を使っています。残念ながら、大量生産のメーカー品では、美味しくないです。
緑茶も試しましたが、番茶の方が美味しいと思います。是非、お試しを!!
先日、我が家では、諏訪の角上で石鯛の手頃なのを発見。これで試しましたが、旨かったです。日本海の鯛は淡泊なのが多いですが、石鯛はそんなことなく、凝縮した旨味と、締まった身で楽しめました。チヌ(黒鯛)とかでも美味しいですから、お薦めです。
コメント