信州まつもと空港は、欠航の多い空港でも有名でした。ところが、FDAが就航し、結構シビアな条件でも飛ぶようになったと聞きました。そしたら、運用方法が変わり、シビアな条件でも飛べるようになったようであります。(今年の5月5日に変更)FDAならでは…と思っていましたが、実は運用の方法が変わったからのようです。
信州まつもと空港は、一般旅客機が離発着する空港としては最高地点に位置する空港で有名です。(標高657.5m)その為ジェットの推力低下があり、長めの滑走距離が必要らしいです。その為、2000mの滑走路では飛ばせる航空機に限りがあるようです。(時々、チャーターでエアバスが飛んでいますが、満載には出来ないらしい…)
また、ILSという計器着陸装置が無い空港としても有名で、このせいで欠航が多い…と言われることがありますが、どうもこれは嘘のようです。信州まつもと空港のFAQに出ていますが、ILSを付けるとなぜか『DH』と言われる、着陸決心高度が高くなってしまうそうで、着陸条件が厳しくなってしまいます。(ILS無し306m→ILS有り426m)これは意外です。周辺の山の影響と書いてありますが、最高地点の空港で、アルプスに囲まれた特殊条件ならではの、特殊事情の様です。
いつまで続いてくれるのか…少々心配な空港ですが、FDA就航で使いやすく、頑張っている空港です。色々なトリビアもありそうな空港ですので、是非応援しましょう。(空港パーキングも無料ですぞ)
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