日本は水割り文化がベースになってしまい、ハイボールだろうが、水割りだろうが、氷を入れて飲むのが一般的になっています。欧米では、このやり方はアブノーマルと見なされることが多いです。
自宅でお酒を飲むときに、一度氷無しで試してみては如何でしょうか。焼酎でも、ハイボールでも、水割りでも何でもOK。よーく冷やした水や、炭酸を用意して、割るだけで楽しんでみては如何でしょう。全然、薫りが違って、楽しいと思います。
もう一つ、楽しむコツ。最初にウイスキーを入れるのではなく、先にソーダを入れて、後からウィスキーを入れるのがgood。焼酎の水割りなども、全然味が変わります。
そういえば、韮崎の【酒のはない】では、先割り焼酎を売っています。これもなかなか旨い。仕込み水で割ってある焼酎です。九州南部ではポピュラーな飲み方ですが、事前に割っておく。馴染ませておく事で、飲み口を柔らかくする事は一般的です。専用の焼き物の容器なども売っています。薫り立ちが全然違い、口当たりもまろやかになります。普段の焼酎も、事前に割っておくことで、違いを楽しんでみては如何でしょうか。
折角のブランデーも、ウィスキーも、焼酎も、氷を入れてしまい、氷点下スレスレまで冷やすと、薫りがなくなってしまいます。7~8度で飲むようにするのがベストだと思います。よく冷えたソーダや水を使って、氷無しで割ると大体10度位に落ち着きます。グラスまで冷やしておくと、6度くらいまで下がります。是非、一度試して見て下さい。
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