本格的冬までに2ヶ月ぐらいでしょうか。我が家は未だ暖房機をつけずに、快適に暮らしています。(気分だけで、250wのハロゲンヒーターは時々使っています)超高気密、高断熱の恩恵です。
それでも、この時期になると出てくるアイテムが、断熱スクリーンです。窓に取り付ける上げ下げ式のスクリーンですが、この効果は絶大。我が家は、太陽の恵みを最大限に取り入れる、パッシブソーラーの観点から、南側の窓が大きく、かつ通常のペアガラスサッシにしています。夜の断熱性能を確保する為に、日が落ちると、この時季からは断熱スクリーンを降ろしています。
通常のカーテンくらいの価格ですが、機能的には実感が凄く、温度変化と、室内の静粛性アップに驚かれる方が多いです。窓廻りの商品で、普段の見栄えは変わらず、これだけ変化が大きいのは、他にはなかなか無いアイテムです。
普通の一枚ガラスのサッシで、断熱スクリーンをつけると、ペアガラスサッシ以上の性能になります。ペアガラスサッシにつけるとトリプルガラスサッシ並みに性能が上がります。さらには、脇にもレールが付くので、冷気を完全にシャットアウトです。
このスクリーンだけでも相当に効果が有るはずです。オルケアの事務所にも数カ所設置されています。
それ以外に、意外と効果が高いのが床下断熱改修です。オルケアでも、何棟か実施させて戴きましたが、効果が高く、好評をいただいています。これには理由があって、八ヶ岳の多くの木造住宅では、基礎内から壁面に冷気が入り込んでいる事が凄く多いのです。これが、ほぼ止まるために、床面だけでなく、効果が高く断熱効果が出てくることが多いのです。(施工にはある程度床下空間が必要です。床下空間が狭いと、工事できない事があります)
そして今年本格的に始まったのが、ヒートポンプの暖房です。ここではヒートポンプの原理は置いておいて、ここ最近のヒートポンプの高効率化で、大きく暖房コストを下げていく暖房機が出始めています。既存の床暖房ボイラーの置き換え用のものや、新たに温水ルームヒーターを設置する時用の物など、選択肢も増えてきています。さらには、外気温の影響を受けない地熱ヒートポンプも始まりました。こちらも要注目です。
オルケアは新築だけでなく、高気密・高断熱のプロフェッショナルとして、こういったお悩みにもお答えさせて戴きますので、お気軽にご相談下さい。
建物の快適性と、暖房費削減の為に、かなりお薦めな
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