長野県飯田市。八ヶ岳からだと一時間少々の長野県南部の中心都市です。ここは、日本の水引の生産で70%を占める大産地らしく、多くの水引工芸館が軒を連ねています。(飯田インターから園原方面へ数百メートル。中村信号から東へ数百メートル付近に集中しています)
細工物好きな家族のために体験が出来る事を重要視で『ふるさと水引工芸館』へお邪魔しました。ここは、事前に電話しておくと、少人数でも水引の体験が出来ます。のし袋の水引を作ったりするわけではなく、携帯電話用のストラップやお花などを製作する事ができます。使用するのは、京水引に使われる、絹糸で表面を巻いた柔らかくしなる水引なので、初めての方でも上手く行くでしょう。おおよそ30分から1時間程度でできあがります。
工芸館自体は、団体客向けで、なんだか昭和の時代の香りがする所なのですが、体験は非常に楽しく、丁寧に教えてくれるようです。小学生でも楽しんできたようでした。(お値段も手頃で数百円です)
私のかつてお世話になった方が、伊予水引ですが、すっかり売れっ子指導者になられた様で、魅力的な作品が並んでいます。(本業は、中国地方ではワインの扱いでは有名なお酒屋さんです)新しいセンスとの融合では、まだまだ大きな可能性を秘めた不思議な素材であるだけに、是非体験されてみては如何でしょうか。
11月現在、相当に凝ったお正月飾りも安く売られていました。八ヶ岳からも近いので、お休みの日のドライブに最適です。是非、松川インターで降り、広域農道を走りながら、リンゴを買い、ナシを買い、美味しい物を食べながら行くのが良いと思います。お薦めです。
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