大町市といえば、手前の松川村に『みはらし食堂』『青崎山荘』という蕎麦の名店があり、大町の駅前にも『こばやし』という名店が有るだけに、蕎麦文化ムンムンでありますが、実はこのエリアは小麦の麺文化も色濃い様です。
『おざんざ』という、納豆をつなぎに使い、塩を一切使っていない麺もありますし、『こまつ』という手打ちうどんが美味しいお店もあります。『こまつ』さんは、ボリュームも満点ですが、独特の手打ちうどんで、しっかりしたコシと、味わいの良いダシで、旨いうどんを堪能できます。お値段もお手頃なので、ファミリーでも安心です。
この『こまつ』さんは、黒豚のとんかつなども名物のようです。黒部カレーも、本格派で美味しいメニューです。(相当ボリュームあり。女性は注意)丼などにも、半うどんがついていて、味噌汁代わりの様な感じでしょうか。
『おざんざ』は大町周辺の『アップルランド』というスーパーでも売っていますが、大町まで行ったら、是非製造元の『倉科製粉所』へ行ってみてください。国内有数の規模を誇るそば粉製粉業者さんで、美味しい乾麺も作っています。私は、ここのお蕎麦が大好き。乾麺ですが、薫り高く、味もしっかり。大根おろしにそばつゆだけで美味い。
ついでに、ここの『そば殻』もお奨め。普通の枕サイズなら380円ですが、3個分5.5kg入りは800円。激安です。品質も素晴らしく、そのまま枕に詰められるほど。『そば殻枕』ファンの皆さんには、是非お奨めです。
駅前通には、『俵屋飯店』という不思議な名前の大衆中華があって、餃子とラーメンも旨い。
蕎麦・うどん・ラーメンと幅広い麺文化が息づく街です。これからの季節、黒部散策の時にでも、大町探索、おもしろいと思います。
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