先日、八ヶ岳での小規模水力発電をお知らせしましたが、これはバイパス型と言って、少々規模の大きなシステムです。今回、色々調べていたら都留市で試験運用しているシステムはもっと簡便で、安価に設置が出来るシステムのようです。
この『ストリーム』という発電機は、ダムなどは必要とせず、ある程度の勾配があれば取付が可能だそうで、10kw前後の出力が基本パッケージのようです。これが、一基800万円前後らしいので、気になってしまいます。
八ヶ岳には、農業用水の水利権組合などが収入が無く、破綻状態の所が多いと聞いています。そういった水利権組合で、このような施設を導入し、売電することで維持管理コストを賄える様なビジネスモデルが出来そうです。水力発電は、日照にも左右されず、風力や太陽光に比べ、遙かに安定的な電力供給が期待できます。八ヶ岳では、年間を通して安定した水量が期待できる立地ですし、勾配も適度かと思います。国の一括買い上げ制度も始まることですから、是非普及が進めば嬉しいと思います。北杜市が、自然エネルギーで自給できるようになれば良いのですが…
コメント