八ヶ岳を走っていて、最近多くなってきたなと思うのは軽乗用車で白煙を吐くクルマ。信号待ちなどで、後ろに止まったりしたら悲劇です…もう、臭くてかなわない!!
これらのクルマが白煙を吐くのは、殆どの場合、オイル交換をしていないのが大半です。特に軽乗用車の場合は、入っているオイルの量自体が少なく、八ヶ岳では坂道で回転を上げて走行することが多いので、オイルが劣化しやすいのです。さらに回路も細いので、詰まるまでも行かなくても、循環量が細くなりやすく、劣化を進めてしまいます。その為、結構頻繁にオイルを交換してあげる必要があると思います。年に4回が理想的ではないでしょうか。
小型車でも、状況は似たような感じです。特に1500cc以下の国産車はコストダウンのためでしょうが、軽乗用車に近づいてきているように思います。
自動車工場に入ってくるクルマを見ていても、オイルを変えていれば問題でないのに…と言うような事も多くあります。大きな修理で治る物なら良いのですが、エンジン全体にこびりついたスラッジは、オーバーホールしても、なかなか完全に除去は難しい様です。他の故障を誘発することもあり、リスクがつきまといます。
何はともあれ、小型車・軽自動車は年に4回を目安に、普通車でも最低2回、出来れば3回はオイル交換をお奨めします。レース場でのフリー走行されるとか、燃費を少しでも気にされるのではなければ、高額なオイルは不要かと思います。レギュラーの物で、回数多く交換することをお奨めします。
オルケア事務所下の『いずみ自動車』さんなどでは、1L800円~でオイル交換してくれます。軽乗用車ならば、2400~3000円です。大きな修理&その後のリスクより、普段からチョイチョイ交換してあげるようにしてあげてください。
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