スキー人口減少だけではなさそうな…やばい状況【志賀高原】

スキー人口が1/3になってしまい、どこのスキー場も経営難…と言われて久しいと思いますが、ちょっと心配になってきました。

正月明けの平日だったのですが、朝一番より行ってみました。道路はガラガラ。行列にもなりません。当然ですが、駐車場もガラガラです。いつもは横手山リフト券売り場前に止めるのですが、止まっている車は２～３台。これならば…と思って、リフト券だけ買って陽坂まで上がってみました。そしたらゲレンデ横もガラガラ。ゲレンデサイドに止めて、リフトスタートを待ちますが、待っているのはスキースクールのコーチ一人だけで、後は私たちだけ。

朝一番の渋峠でしっかり堪能し、10時くらいから修学旅行かスキー遠足の子供たちが出てきました。でも、スキーコースは余裕です。山頂で一服の後、横手を降り、メインゲレンデとも言える高天原・一ノ瀬方面へ向かいました。こちらは程々に車は止まっている物の、ゲレンデ横に止められる程度の隙間有。同じく、スキー学校の子供たちがいましたが、一般客はまばらです。11時過ぎでしたが、まだシュプールのない部分も多く、結構楽しめます。

お昼過ぎには奥志賀へ移動。駐車場には、ゴンドラ乗り場前が20台くらい、奥志賀高原ホテルのターミナル前は10台もいません。グランフェニックスホテルで昼食の後、一気に山頂に上がりますが、人はまばら。貸し切りゲレンデ状態で楽しめました。

もう、貸し切りゲレンデみたいです。そして、多くのリフトやロープウェーが撤去されていました。名物だった志賀高原のロープウェーがなくなり、横手山も脇にあった練習に最適なリフトなどが軒並み撤去。他のゲレンデでも多くのリフトが撤去されていました。バスを使わないと移動が難しくなってきています。

また、多くの宿泊施設が閉鎖していました。私の定宿だった【蓮池ホテル】も破産したようで…。グランフェニックスの昼食は賑わっていましたが、泊まりは少ないそうです。

落ち着きがあって、最高の雪質、そして日本が誇るリゾートホテルを有し、素晴らしいロケーションであるはずの志賀高原がこんな状況とは…ちょっとショックでした。

スキーをされる方なら、是非一度行ってみては如何でしょうか。平日は、貸し切りのような贅沢さです。グランフェニックスもスタンダートルームはとても良いお部屋です。安いですし、お料理はさすがです。来年になればもっと寂しくなりそうで心配です。