一昔前は、メーカーは違えど売っているガソリンは何処でも一緒…と言うのが常識でした。相互融通といって、メーカー同士で流通を融通していたんですね。各メーカーの製油所から、メーカー別に流通が難しく、お互いにやりとりしていたんです。
所が、最近は一部ハイオクガソリンでは状況が違うようです。最大手のエネオスですが、いち早く相互融通を止めたそうです。合併し、全国への流通体制が整った為だそうです。エネオスは、他社へ出すことはあっても、買うことはない…というスタンスだそうです。もう一つ、独自路線を行っているのが昭和シェルの『ピューラ』というハイオクガソリン。こちらは地域限定ですが、独自の流通で配送されている様です。(東北や北陸、四国などでは販売していない)なので、この2社だけは独自のハイオクになっている事は確かです。
じゃ、ハイオクガソリンで違いが有るのか…ちょっと難しい疑問です。メーカーでの違いに関しては諸説あって、どれが本当なのか、ちょっと解りかねる部分があります。で、実感としての違いで比較してみました。多分、普通のエンジンでは解らないと思いますが、チューンしたエンジンでは音も出力も結構変わります。お正月に粗悪ハイオク(レギュラーを混ぜているのか、レギュラーをハイオクとして売っていたのか…)を入れたときには、パワーは明らかに落ち、燃費が10%以上落ちました。
で、八ヶ岳周辺で入れることの出来る主なガソリンで比較してみました。
昭和シェル…抜群。パワーも出るし、音も違います。でも、ちょっと高いんです…八ヶ岳では。燃費も良い感じ。
エネオス…これも良い感じ。シェルほどではないですが。こちらもチョイ高めなんです…八ヶ岳は。
モービル、出光…上記2社には劣る感じ。でも、八ヶ岳では安いのです。
コスモ…八ヶ岳では小泉駅のスタンドしかなく、未検証。
といった感じであります。シャシーダイナモに乗せて計ったわけではないので、数値的な比較はできませんが、私が運転している感じと、家族が外で聞いている音では、かなり違いが有る感じがします。エンジンによっても、相性が有ると思いますので、全車種に共通な事でもないと思います。(わが家のはスバルのチューニングエンジンです)
ただ、メーカーで違いがあるな…と思ったので、記事にしてみました。昔の軽トラなんかは、燃料の違いが分かりやすくて楽しかったのですが、最近のは解りにくくなっていますね。普通に乗っている分には関係ない話かも知れません。つまらぬ話題を記事にしてしまったのかな…
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