松本市深志高校の東500m位の住宅街の中にある中華料理店。『驪山』(れいざん)。
池波正太郎のエッセイ集『むかしの味』に出てくる、松本市の中華料理店『竹乃家』の後継店で、お孫さんがやっていらっしゃるようです。昭和初期の味わいを大切に継承し、自然の滋味を大切にした味わい。見事な中華料理店です。
最近の旨味が多すぎる中華になれた舌には物足りないかもしれません。でも、こういったクラシックな味わい。大切にして欲しいと思います。カウンター席もあって、一人でも大丈夫。お値段も良心的ですので、安心です。
平日のランチでは、物足りない人向けにエビチリや名物の中華麺などがミニで頼めるサービスもあるようです。気取らず、本当においしい中華。松本ならではの奥深さを感じます。
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