高山の宮川朝市、石川の輪島朝市と中部地区を代表する朝市をたてつづけに見てきました。
街はひっそりしているのに、朝市は賑やかで、多くの人出でありました。お天気はすばらしいですが、平日だったので『どうかな?』と思いながら向かいましたが、予想以上に賑わっていました。
高山の宮川朝市では、自家製と思われる『赤カブ漬』や『千枚漬』、地元の農産物が並びます。そんな中、飴細工屋さんを発見。おじさんは色紙に筆で、上手になにやら絵を描いています。いろいろな野菜や果物を飴で再現。良くある金太郎飴や飴細工は不透明で、粉っぽい味わいが多いと思いますが、ここのは違って、透明感のある飴で、味にこだわりがある様子です。地元高山の飴屋さんの製品でして、通販では手に入らない逸品です。お値段もお手頃。見た目よし、味もよし。子供たちは大喜びです。
相変わらずの『みたらし団子』も外せません。ちょっとだけ高くなっていました。
高山ユーハイムのアップルパイも外せないですね。ボリューム満点で、ピクニックのお供に最高です。
今度は輪島の朝市。こちらは少々強引な干物の売り声が気になりますが、いい物が結構あります。中でも逸品は『粒うに』瓶詰めで売られており、一本が1300~1500円。小粒な粒うにが、塩で締めてあって、アルコール添加で保存食になっています。風味が濃く、いやな味がしない、すばらしい逸品。1500円は安いです。
この他にも、干物はいい物が安く手に入ります。いい魚を使っているかが見分けどころ。身が厚く、美味しそうなのを見つけましょう。私は、大好物のカレイとカワハギを買って帰りましたが、スーパーで売っている物とは格別な味わいでご飯が一気になくなってしまいました。一枚あたり100円前後と破格です。
どこの漆器屋さんに行っても、お箸を奨められますが朝市の中では造っているお店は一件だけだそうです。なにやら専用の機械が必要で、どこも仕入れて売っています。朝市の中ほどにある『さかた屋』さんは製造元で販売しているそうで、幅広くよい物が手に入ります。100回塗りは6000円ほどでしたが、太すぎて、使いにくそうでした。何件か渡り歩くと、相場やよい物かが見えてきます。ペアで3000円ぐらいから、本漆器のお箸になってきます。安い物は樹脂塗りです。一膳2000円ぐらいになると、桜や黒檀といった極上の素材に塗られた物になってきます。是非、お気に入りを探してみて下さい。
ネットではなかなか手に入らず、百貨店でも見かけない逸品がそろう朝市。わざわざ出かける価値があるからこそ、賑わうんでしょうね。楽しかったです!! 皆さんも是非、お出かけ下さい。
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