最近、時間的制約があって、三重への遠征が出来ない状況で、3月からご無沙汰です。
でも、釣りのトップシーズンに…と思っていましたら、もっと気軽に行けるところを発見。篠島という『おんべ鯛』(伊勢神宮への献上鯛)や『ちりめんじゃこ』で有名な島に、漁協が運営する釣り堀があるらしい。ここなら、昼に出ても夕方くらくなる前には八ヶ岳に戻れるな…と。
と言うことで、釣りシーズンも最後のこの時期に行ってみました。前日夜に出て、知多半島の最突端にある港町『師崎港』を目指します。ここは、中京エリアの釣り基地にもなっており、朝四時から開いている食堂が2軒アリ。私がお邪魔するのは『寺下食堂』という民宿がやっている食堂です。ご飯・味噌汁・おかず(鶏の唐揚げだったり、カワハギの煮付けだったり)・たっぷりのちりめんじゃこ・卵・味付けのりで『朝定食』500円!! ちょっと堪りません。ここで、燃料満タンにして、出陣です。
7時発の高速船に乗って、10分ほどの篠島へ。高速船は往復で1300円ちょっとです。
篠島の港に入るときに右側に見える堤防に釣り堀があるようです。白いブイで区切られた一角が見えます。船を下り、漁船が並ぶ方向へ、港に沿って10分ぐらい歩きます。(乗り合いタクシー300円もあり)小さな小屋があり、そこが事務所となっており、受付のようです。
のんびり歩いても、まだ7時半。まだ誰もいません。のんびりと仕掛けの準備です。竿は磯竿でも波戸釣り用のサビキ向けでも、何でも大丈夫。私は、娘には固めの30号程度の船竿3.5mくらいのを使わせています。娘はウキ釣りですから、合わせが入りやすい堅く、糸絡みのしにくいのが良いだろうという判断です。私は脈釣り用の竿を使っていますが、短めの磯竿とさほど変わりません。2から3号で十分です。シーバスロッドやアオリイカロッドでも大丈夫です。
道糸4ヒロ(6から7mくらい)のところにウキ止めを付けて、ウキのシモリペットを通し、1~2号のおもり付きクッションゴム(15cm~20cm)を付けて、最後はハリスとセットになった針を付ければOK。(これは、釣具店でセットになったのを購入する方が早くて便利)簡単です。私はからまん棒も併用していますが、無くても大丈夫です。
ここの釣り堀は2時間で男は3000円、女性と小学生までは2000円。リミットは5匹まで(鯛とイナダ)。なかなかお手頃です。餌は、ここで購入した物しか使用禁止。オキアミ350円・冷凍エビ500円などなど。オキアミで十分かと思いますが、2~3人で楽しむなら、冷凍エビも買って損はないでしょう。貸し竿セットもあり、1500円だそうです。
本年営業は12月25日まで、春は4月から。篠島という季節風の強い環境を考えると妥当でしょう。
ここの鯛は小さめなので、お子さんでも十分に釣れます。ちょっと船にも乗って、小旅行気分。手軽な釣りにお奨めです。朝行けば、お昼前に出発、夕方になる前に帰ってこれるのもうれしいですね。
なお、師崎港のターミナル売店には、色々特産品が売っていて、美味しい『ちりめんじゃこ』や豊浜の絶品『はんぺん』などなど、良い物が揃います。
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