ここ最近、とても多いのが山々が自宅の窓から見えるための不動産探し…です。山を見ながらの生活をあこがれてお越しになる方がとても増えているように思います。
八ヶ岳南麓は残念ながら、林の樹高が高くなりすぎて、なかなか抜けるような眺望が望める場所が少ないのです…。林が無ければ、どこでも絶眺望であることはほぼ間違いないのですが。戦後の植林の赤松・カラマツが伸びきっていて、視界を遮っています。
ただ、この赤松・カラマツも八ヶ岳を吹き降りる風を遮り、防風の役割は大きく、何もない眺望の良いところの風の強さは半端ではありません。特に12月~2月にかけての西高東低の気圧配置時の吹き下ろしは台風並みで、長時間吹き続けます。畑のパサパサの土が舞い上がり、そのホコリも凄い物です。
ですので、理想的には林に囲まれ、南側が開けている立地となりますが、そんな場所が早々あるわけではありません。実は、私が現在仮住まいしている家はその立地に近い物があります。大泉でもピンポイントで富士山の眺望と甲府盆地の眺望が素晴らしい場所です。背後には林が迫り、理想的なのですが、ここにも意外な大敵が…農作業をされる方の視線です。若干段差があって上がっているのですが、家の中を覗き込まれていて、良く視線が合います。これは落ち着きません。私も、この土地を買い求め、家を建てるつもりで借りていましたが、別の林間地へ現在建築中です。もし、体験なさるのであれば良い場所かと思います。6月中には空きになる予定です。御紹介致します。
開けていると言うことは色々な弊害も有ると考えてください。なかなか、パッと見ただけでは解らない事がたくさんあります。是非、ご相談頂ければ幸いです。
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