各社の新年度モデルが出そろいました。浴室関係も様々な面白い物が出ています。簡単に各社の特徴をまとめてみました。
・YAMAHA 楽器・音響メーカーの色濃い所らしく、かなりの廉価モデルでも浴室音響システムが標準装備になりました。安いモデルでも素晴らしい質感の人工大理石浴槽が標準装備なのも特徴です。でも、他社の廉価モデルよりは15万円ぐらいupになります。でも、十分に魅力有る内容です。YAMAHAの浴室音響は音響メーカーらしく、なかなか良い音で、他社の追随を許しません。オプションの音響システムに至っては、まさにリスニングルームです。YAMAHAさんは木質の壁材設定もあり、これも大きな特徴になっています。ユニットらしくない木質感のあるユニットはYAMAHAの独壇場です。デザイン面や設えでは一歩上質な製品を出してきます。
・TOTO 変化の少ない年でしたが、窓枠が無い窓の設定が入りました。枠が見えない構造のため、閉めたときも、ピクチャーウィンドウの雰囲気満点。開けたときも、窓が全開になるので、切り取られたような開放感が魅力です。また、テラス窓(床までの窓)が殆どの機種で設置可能。OPENな浴室が実現できる幅が広がっています。シンプルで、機能的で価格も安い。最安のユニットはTOTOが一番のようです。(と言っても、魔法瓶浴槽などの基本性能は同じです)
・INAX 排水口の髪の毛などを浴槽の排水を渦にして、まとめてしまう機能をつけてきました。なかなかのアイディアですね。このほかにもINAXは壁面をタイル貼りにした物の設定があります。ユニットらしくない、上質なタイル貼り浴室をお考えなら、INAXですね。
各社色々な特徴があります。お好みで選んで頂いて、ゆったりと浴室ライフを楽しんで頂きたいですね。最近は、1620サイズ(1.25坪)サイズをお薦めしています。浴槽も大きい物が選べますし、洗い場の大きさもゆとりも出来、温泉にしょっちゅう行くから家のお風呂は小さくて良いよ…という場合では無い限りは、ちょっと大きめが良いのではないでしょうか。
人工大理石の質感も各社大きな差が出ます。水を張ったときの風合いなどは実際に物を見ないと解りませんね。YAMAHAさんなどは非常に良心的で、ショールームで実際にお風呂に入ることが出来る様になっている物が用意されています。私が、各社を見て思ったのは、YAMAHAさんが人工大理石の風合いでも一歩先を行っているように思います。
オルケアでは特定のメーカーに偏らず、お好みや機能でお選び頂けるようにしています。
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