今まで、オール電化が難しかった別荘住宅。大型の蓄熱機器を使ったシステムで、給湯も暖房も総てお任せという物がありますが、何分大きいので設置も機械もお金がかかるのが難点でした。でも、立ち上がりも良く、良くできたシステムであることには間違いありませんが、皆さんにお勧めできる物ではないかな…と言うことで、別荘でのall電化はなかなか難しかったんですが…。
何がネックだったかというと、給湯なんです。オール電化住宅には必須アイテムとなりつつある『エコキュート』は370~560Lのお湯を温めて少しずつ使う方式です。従って、タンクにお湯が常時貯めてある貯湯式という方式です。これでは、一週間とか一ヶ月とか不在になった場合のお湯の衛生状況は…と言う部分で大いに不安があったのです。実際、東京電力のアドバイザーの方も別荘にはお薦めできません…とハッキリ断言していましたから、オルケアでも使わないようにしてきました。
そんな給湯の不安を解消してくれる物が出てきました。残念ながら、ヒートポンプで高効率給湯をしてくれる『エコキュート』の方は寒冷地対応では無いために、まだ取扱は難しいのですが、電気温水器で貯めたお湯を使うのでは無く、お湯には蓄熱するのですが、そのお湯の熱を使用し、水道水をその場で温めて使う物が出てきました。これなら衛生面での不安も解消です。また、別荘に嬉しい装備として、最長15日間の沸上げ停止タイマーを装備。来週まで来ないときなども、このタイマーを使うことで省エネになります。
コンパクトボディーのため、屋内設置も可能です。(460L型)エコキュートに比べ安い金額も魅力ですし、別荘でのオール電化の容易さが大きく前進しました。
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