八ヶ岳に住むと、地元農家より美味しいお米を破格で分けて頂く機会があります。我が家も、毎年お誘いを戴いてきたのですが、保管方法に悩み、見送ってきました。今年は、解決が見えてきたので、思い切って一年分分けて頂こうかと思っています。
我が家の一年分は約2俵ですので120kgぐらいです。そろそろ、子供も大きくなってきたので、2俵半ぐらいは食べるかも知れません。これだけのお米を保管するにはどうしましょう。風味も出来るだけ保ちたいですし…虫もおっかないです。
本当は、冷蔵庫もしくは低温庫を使うのが理想ですが、これだけの容量の機械はなかなか無く、農家用の保管庫は驚くほど高く、大がかりです。なかなか一般家庭では現実的ではありません。
では現実的に、どうするか…。農家の方にも訊いて、調べてみたら、色々工夫していらっしゃいます。そんな中、現実的に可能で、効果的な方法を安く実現する方法としては、これしかないかな…と言うところに行き着きました。完全密閉容器に玄米で保管し、かつ使い捨てカイロを数個投入して、脱酸素状態にするのが一番のようです。完全密閉容器ならば、カイロを入れても発熱せず、フニャフニャのままでいます。これならば、容器内は完全に脱酸素状態となり、理想的な状態を保てます。もし、開封したときにカイロが固くなっているようでは、密封状態では無い…と言うことです。
この容器ならば、半俵分の容量で、30kgが入る大きさ。このような容器で脱酸素状態にしておけば、虫の心配も無く、お米の品質もかなり維持できるそうです。他にも、もう少し値が張りますが、ステンレスなどでの容器も有るようです。
一番安い精米器は、このツインバードのようです。この機種は、ぬかの分離も良く、お米屋さんの精米器とほぼ同じ機能を使っているので、質の良い精米が出来ると評判です。この機械なら毎日つきたても楽しくなりますね。ついでですが、無洗米も出来るそうです。私の家も、ツインバードさんと同じような機構の精米器を使っていますが、ぬかの分離が悪く、かつ摩擦式なので、割れやすいお米などにあたると大変な状態になります。また、毎回毎回ぬかを捨てなくてはならず、面倒なのも確かです。約三倍の価格差をどう見るか…微妙なところですね。あちこちにある、コイン精米は絶対にお薦めしません。虫をもらうことも多いですし、無農薬などを買っている人には、全く意味が無くなると思います。
美味しいお米を食べるためにも 、ちょっとした工夫で、保管をしてみませんか?
コメント