徹底したピッキング(ドロボーのピッキングでは無く、悪い豆の選別です)と、手間暇かけた丁寧な焙煎で、クリアな味わいと奥深い香りを楽しませてくれる、『香庵』さんの豆。普段でも、100g400円程度と非常に良心的な価格設定ですが、2月中は10%offとなっております。
私は『だいち』というブレンドが大好き。芯が太い味わいながら、程良い甘さを感じる優しい感じが漂う。ドライブや行楽に、断熱水筒に入れて持ち歩いても、雑味や苦みが出ず、最後までクリアな味わいで楽しめるのもポイントです。
10%offを良いことに、ちょっと他のストレート豆を試してみました。『マンデリン』と『トラジャ』。マンデリンは、今までに飲んだことの無いほどの太い芯を感じる味わい。それでいて、嫌みが無く、最後までクリアな味は、コーヒー初心者の私には未体験ゾーンです。『トラジャ』は、これまた衝撃的な味でした。複雑な香りと不思議な甘みが広がるのですが、キレが素晴らしい。細い余韻を残してスッと引いていく…まるで最上級の和三盆に出会ったような味。ちょっとfunになってしまいました。
ブレンドの『だいち』は、毎朝息子にもハーフ&ハーフぐらいのカフェラテをいれてあげるのですが、大ファンなのです。ミルクを入れても、ちょっとコクのある味わいと、香りが子供にも解るのでは…と思っています。私も、朝にこの様な旨いコーヒーを入れるのが楽しみになっています。もう少し、入れ方を精進しなくてはなりません。色々流儀があるようなのですが、日々色々な入れ方を試してみようと思っています。
ピュアな味わいを是非、この機会に試してみませんか?『香庵』さんのコーヒーは、本当にお薦めです。場所はこちらからご確認下さい。
コーヒーより紅茶の方にも情報です。八ヶ岳でお手軽に美味しい紅茶を手に入れるなら、『cafe OTONO』で売っているイノダ(京都の老舗コーヒー店)の茶葉がお薦め。上物のセイロンのような、コテッとした濃いめが美味しく、ミルクティーには堪りません。それで居て、嫌なタンニン臭さが無く、サラッとしています。
最上級の紅茶はこれで決まりでしょう。英国国内専用品のトワイニング茶葉。日本で一般的に売られている物とは、全く違うクォリティー。上品で、まろやかでありながら、奥深い濃い香り。紅茶が得意でなかった私が、イギリスで出会った衝撃の紅茶がこの黒箱のトワイニングでした。ウィンザーにある素敵なレストラン・ホテル(オーベルジュというべきでしょうか)で食後に戴いた一杯の感動は今でも忘れられません。細々と並行輸入で日本でも買えるトワイニングの黒箱は是非、お試し下さい。
私は、この黒箱のレディーグレーが大好きです。華やかな薫り、濃い味わいでありながら、タンニンの感じが薄く、後味が繊細で、細く細く消えていく感じが堪りません。
アールグレーも、ベルガモットの香りが通常とは別物です。これほど上品な味わいは他社の物ではあり得ないと思います。
なんだか、普及品としての位置づけが日本では強いトワイニングですが、この黒箱はブランド紅茶はもとより、最高級品の紅茶にも対抗できる内容を持っていると思います。特に、アールグレー・レディーグレーがお薦めです。アッサムは、今ひとつパンチに欠ける嫌いがあります。ダージリンは、なかなか美味しかったと記憶しています。ティーバックも出ていますが、是非リーフティーでお楽しみ頂きたい逸品です。
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