いよいよ冬の気配が近づいてきました。毎年書いていますが、八ヶ岳の冬を振り返ってみようかと思います。
八ヶ岳の冬といえば、八ヶ岳おろしとも言われる季節風でしょうか。冬将軍が大暴れして、各地で大雪のニュースが流れるときに、八ヶ岳南麓は晴れていて、風が吹き抜けます。周りに何もない=景色の良い場所は、季節風が吹き抜けます。田畑には何も無い状態ですから、土埃も結構な物です。
八ヶ岳南麓では、ほとんど雪がありません。冬将軍大暴れの時は、車で10分ほどの長野県内に入れば雪が降っていますが、八ヶ岳南麓は晴れています。雪が降るのは、東京が雨か雪か…とニュースで騒いでる時に限られます。ですので、回数も数回しかなく、大半は晴れています。冬場の晴天率は半端ではありません。
雪が降っても、南斜面ですからほとんどの場合はお昼までには溶けてしまうことが多いです。標高が1200m以上は、しばらく残る場合が多くなります。それ以下では、大半の場合は一日で溶けてなくなります。
冷え込みは、よく冷えます。これは高原ですから仕方ないこと。でも、冷え込むのは夜中~明け方に限られます。最低気温がマイナス10度を下回ることもあります。建物の断熱がしっかりしていれば、一時的な気温低下などほとんど室温に影響がでません。オルケアの建物では、室温は常時20度前後をキープして、非常に低コストでの運用を実現しています。(四人家族で、すべてのエネルギーを電気に集約し、太陽光発電などを使わずとも2万円ほどの電気代で、快適すぎる生活が実現しています)
以前は必要だった水抜きも、現在はしなくても低コスト運用ができるようになってきました。これは、建物の断熱・気密が非常に高レベルな建物だからこそできることです。水抜き不要な山荘は、是非オルケアでお確かめ下さい。
道路に関しては、積雪道路には、まずなりにくいです。ただ、冷え込みで凍結路面にはなりやすく、スタッドレスタイヤは必須です。雪が無くても、路肩によけた雪が溶け、その水分が夜間に凍ったり、日陰は圧雪が氷状になって危険な状況も多々あります。スタッドレスタイヤをはいていれば、困る状況は少ないと思います。最近のスタッドレスタイヤは性能も良くなっており、ノーマルタイヤとの差が少なくなっています。八ヶ岳南麓に住んでいると、スタッドレスタイヤが大活躍!!という時は少なく、ほとんどはドライ路面での使用になります。感じるのは、音が大きめということ、燃費がちょっと悪くなるということぐらいで、普段の走りでは柔らかくなって不安が…なんて事はほとんどありません。
八ヶ岳の冬は、なんと言っても昼間の日溜まりの心地よさ。猫じゃありませんが、日溜まりでのんびりしていると、朝夕の寒さなど忘れてしまいます。景色も良くなるこの時期、是非一度お越し下さい。
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