日本は完全にハイブリット王国になってしまいました。でも、それってTOYOTAとHONDAだけの世界ですね。
NISSANは地味に次世代ディーゼルを出していますが、まだ車種展開に至っていません。スバルも水平対向でディーゼルの道を探っていますが、まだ具体的には予定が出ていません。
そんな、ハイブリット圧勝の最中に、MAZDAがスカイカクティブを発表しました。これは、技術的には相当なものでして、画期的な物だと思います。
まず、乗用車に新世代ディーゼルであるスカイアクティブ-Dの搭載を3年以内に実施と明言したこと。アドブルーなどに頼らずに、世界一厳しい日本の新長期に対応する目処が立っているとのこと。これが実現すれば、世界一のクリーンディーゼルに躍り出ます。
そして、デミオクラスで30KM/Lを越える燃費を実現するスカイアクティブ-Gは、今まで量産エンジンでは不可能と言われた領域まで圧縮比を高め、超高効率を実現。パワー、トルクも今まで以上に発揮しながら、超高効率を実現しています。
とどめは、全域ロックアップを実現したスカイアクティブ-driveでしょう。コンベンショナルなトルコン方式を採用しながらコストを抑え、全域ロックアップ制御を実現し、高効率を出すようです。ロックアップは、マニュアルと変わらない、直結駆動をしており、ロスがありません。これにより、効率の良い変速と、マニュアル車のようなダイレクトな駆動感を出すようです。
多くの日本での車は渋滞や流れの悪い中を走るので、ハイブリットに一理あるように思いますが、こういった地道な省エネ技術に社運をかける会社も大切ですね。日本の物作りの意地を感じました。デミオは燃費が悪いことで初代は評判が悪かったですが、何処まで良くなるのか、今度発表の新型に期待です。
さらに、小型でのディーゼルの出現に期待したい物です。(八ヶ岳ではこれが一番良いはずなので)
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