旨いビールの飲み方

コンビニでは缶ビールしか売っていません。ひまわりには、色々怪しげなビールが沢山並ぶようになりました。大瓶も二種類あって、とても便利です。

缶ビールと、瓶ビールでは、美味しく飲む方法が違うってご存じでしょうか。缶ビールは、缶の変形を防ぐのと、注ぎ口の形状などの問題が有って、内部の圧力が高めにつくってあります。その為、美味しく呑むには少々ガス抜きが必要です。

缶ビールを美味しく飲むには、買ってきた缶が入りきるコップ（タンブラー）かジョッキを用意しましょう。Ｊマートにも350ml缶ぴったり用のジョッキを安く売っています。（大丈夫、佐々木硝子の国産です）これが大前提。

グラスの中に回転させるように注ぎ込みます。8.5分目まで注いだら…残ったビールを缶ごと振っちゃいます。泡立てたビールを最後にトッピングして完成。

瓶ビールは最初から泡立てます。グラスを立てたままそのまま注ぎ込みます。いっぺん立った泡が落ち着くまでまって２回から３回に分けて注ぎます。泡が一番上のキメの細かい層。液面近くの少し荒い層。ビールと泡が混じったミックス層の三層に分かれるのが理想。泡の量は全体の20～30%が良い感じ。瓶ビールは、飲むまでちょっとお預け…が楽しい時間です。

グラスは直前で良いので、冷蔵庫で少し冷やしておいた方が良いでしょう。冷凍庫はやり過ぎで、余計な泡が立ち、味が崩れます。グラスは、綺麗にしておくことも重要。グラスに細かな気泡がびっしり付いているのは、油分が残っている証拠。ガスが抜けすぎて、気の抜けたビールになります。お店でも、ついチェックしてしまうのが私の癖です。

暑い夏。目指せビヤガーデンのビール。大丈夫。家庭でもちょっとした気遣いで実現するんです。