オルケアでは、以前から家の性能の数値化をしてきました。主なところでは、断熱性能を表すQ値という物、気密性能を表すC値という物があります。その他にも、住宅性能表示という基準があって、メンテナンスがやりやすい構造になっているかとか、耐震性に対しての構造の強度をどのくらいに設定されているかなどが、等級として表される時代となりました。
これからの数年で、この数値化はもっと進んでいくと思います。まず、建物が要求するエネルギー総量をGJ(ギガジュール)単位で表し、本当にその建物でどれだけのエネルギーが必要なのか…という物が正確な数字で表される時代が来ると思います。オルケアでは、既にGJでは掴みにくいために、必要な灯油の量に換算してご案内出来る様にしています。
現在の次世代省エネ基準クリア…等という訳の判らない表記から、具体的にどのくらいのエネルギーで生活するのかが解る時代に進みつつあります。さらに、スマートメーターと言われるエネルギー収支を計測するメーターの普及を国で考えている様ですので、そうなればさらに詳しく数字が出てくる時代となります。
オルケアでは、来る時代に向け、一歩進んだ準備を始めています。時代の移り変わりは早いと言いますが、住宅建築の世界でも、凄い勢いで変化の時代が迫っています。
コメント