八ヶ岳南麓の大泉がいかに穏やかな場所か、台風等の影響を受けにくい場所なのかが解るデータを発見。
先週の大寒波は、大泉でも史上4位となる最低気温を記録。-12.8度でありました。(野辺山は-26度という史上最高記録を記録しました)ぇえ?そんなモンなの?と思う人が多いと思います。だって、観測地点は大泉役場下、保育園の駐車場の一角ですから、標高が低い。865m程しかありません。だから暖かめの記録になるのです。
この気象統計情報を見ていて気づいたのが、大泉の最大瞬間風速の記録。保育園の駐車場ですから、意外と吹きっさらしの場所です。そんな場所なので、結構な風速が記録されているのでは…と思ったら、2010年4月14日に記録された北北西の風22.8m/sが最高記録なんです。ちなみに、甲府では43.2m/sが最高で、最近でも1990年に32.9m/sというのが3位です。この差は何なんでしょうか。(参考までに東京も最高46.7m/s、10位でも36.1m/sです)
私も八ヶ岳に来てから、大風という物にあまり遭遇しないなぁ…と思っていました。八ヶ岳おろし…という季節風のあだ名が付いていますが、これは10m/sから15m/sくらいの風が吹き続ける感じで、長時間続く方がストレスな感じです。(冷たいのも堪える原因ですが)
いや、予想以上に穏やかな八ヶ岳南麓であると言うのを実感しました。ちなみに、大泉での最高記録を記録した日は、近くを低気圧が通過した後で、その吹き込みがあったのだと思います。
大きな山に抱かれ、台風が直近を通過しても、さほどの大風にならない不思議な立地であることが証明されたような気がします。有り難い場所に住まわせて戴いているものだと、実感しました。
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