インターネット上には通称『釣り』といわれる、超破格の航空券価格が飛び交っております。実際に手配を掛けるとここまでの金額の物は無くて、高い物を案内されることが多い様です。でも、今回は航空会社のサイトから手配する正規の航空券で価格にもトリック無しです。
所が、最近ではインターネットの発達で、いわゆる海外発着の航空券の手配が、自宅にいながら自由に出来る時代となりました。ただ、若干の英語読解が必要ですが…
噂では聞いていたのですが、台湾や香港を起点とした航空券は非常に魅力的価格が多いです。日本の航空会社は、日本からの利用を制限するために、東京での途中降機ができない様に制限を設けたりしていますが、海外の多くの航空会社では、そのような事もないので、意外と使えそうなのです。
私が調べてみたのはキャセイパシフィック。この航空会社は、台湾・香港とも非常に便数が多く、日本からも成田はもちろんですが、セントレアも多くの便を出しているので、八ヶ岳からだと便利。セントレアは、便数の減少に伴い、航空券の金額や流通も少なくなってきているので、使いにくくなってきていますが、正規航空券だと問題ありません。
さらに、成田や関空からだと、LCCが飛び始めていますので、片道はこれらを使い、海外発券を旨く活用することも非常に便利になってきました。安いし手配は楽だし。(ちょっと前は、片道航空券が高かったので、海外発券が使いにくい…という事情もありましたね)関空からのピーチなどは、燃油サーチャージがないために、本当に片道が数千円で台湾に行く日程も結構有ります。
で、この海外発券ですが、アジア圏ではビジネスクラスに大きなポイント有りです。台湾発着でも燃油から諸税コミコミで往復6万円位で取ることが出来ます。これじゃ、エコノミーの格安より安いときがあります。また、台湾を経由してあちこちに行くときなどは、もっとメリットが出てきます。台湾発着の場合、日本で決まっているサーチャージより安い金額になっているのも原因かと思います。
もっとメリットが出てくるのが、欧州行き。エコノミーでも諸税やサーチャージ込みで10万円前後は普通にあります。日本からだとどうしても15万円位がミニマムなのですが…。ビジネスはさらに魅力的になってきて、20万円台前半で取ることも出来るようです。日本では考えられない金額です。
しかも、これらは航空会社から直接購入となる航空券のため、マイレージも満タンに入ってくるのです。(格安航空券は付かないときもありますし、付いても半分だったり制限があります)キャセイはワンワールド加盟ですので、JAL系のマイレージに入っている方には魅力です。
ビジネスでは、直行便が必須かも知れませんが、観光の場合は、寄り道して、空港のラウンジを活用したり、ちょっと他の街を見て回ったりしながら回るのも有りかも知れません。20年くらい前に、私は海外発券に凝った時期がありましたが、また再来しそうです…
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