東日本大震災、私も運悪く??羽田空港を降りて、バスで新宿付近の首都高速を移動中でした。20人乗り程度のマイクロバスでしたので、最初は解らず、運転手さんの『地震ですので、止めます!!』という声で気づいた次第。
何とか、そのままバスで停電中の真っ暗闇をam1時頃でしたでしょうか、自宅へ帰ることが出来、不安な一夜を明かしたのを思い出します。あの夜、マイナス8度ぐらいまで下がり、寒かったですが、我が家は高断熱のおかげで室温はさほど下がること無く、朝を迎えることが出来ました。あのときの停電は10時頃まで続きましたっけ。
オルケアで設計施工する建物は、全棟構造計算し、デザインと開口と構造的強度を両立しています。ご希望によっては、さらに強度の高い建物として設計することも可能です。(その分制約とのトレードオフも出てきます)これにより、大きな地震に見舞われても、大きく損壊すること無く、生命と財産を守ることが出来るようにしています。
さらに重要なのは、高断熱です。熱源が何であれ、熱を逃がさず、最小限のエネルギーで生活が出来る事は、最重要です。オルケアでは、現状の性能に満足すること無く、さらに性能を上げるべく、現在検討中です。この春着工分からは、現行より若干アップ、夏にはさらにアップを目指しています。断熱にかかるコストが若干上がっても、ランニングコストで確実に回収できるのがポイントです。非常時は、真冬でもカセットコンロだけで快適に過ごせるように…と思っています。
さらに、非常用の水の確保や、電気をどうするか。ただ、コストをかけるのではなく、専用の設備を入れるのでは無く、上手な組合せで、コストパフォーマンス良く、ご提案ができないか、研究をしています。
八ヶ岳は、2月の雪害で、多くの家庭で5~7日間、出かけることができなくなりました。停電はごく一部に限られ、影響が少なかったのが幸いですが、長いところでは3日間停電したエリアもあったようです。少しでも、オルケアとして何か出来る体制がとれないものか、現在真剣に検討をしています。除雪に使う重機は、他の建築作業には殆ど使えないのが厳しいところですが、なんとかしようと思っています。
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