ある日のお買い物…選ぶのに時間のかかる家内のお買い物の待ち時間に、ショーウィンドウを覗いてみると…んん?!
あるメーカーの自動巻時計が、ゼロが一つ違うような値段売っています…場所は、激安スーパーで有名なお店のブランド品ばかりのコーナー。基本的にファッションブランドなので、自動巻時計のようなマニアックな物を出しているとは思いませんでしたが、店外に出て、インターネットで確認。確かに自動巻時計です。
多くの方はご存じなので、蛇足ですが、自動巻時計とは、ゼンマイ式ですが着用している間の動きを利用してゼンマイを巻いてくれる物です。そのため、2日間ぐらい外していると止まってしまいます。でも、電池は使いませんし、精巧なメカが何とも言えず、男心をくすぐるわけです。
お店の人に聞いてみたら『これねぇ、長期在庫の電池切れで止まっちゃっているから、この値段なんですよね…』だそうで。親切心で『これって、自動巻じゃないですか?』と言っても、『まぁ、長期在庫なんで、この値段で良いですよ』とのこと。思い切って(と言うほどの値段ではありませんでしたが)買ってきました。
おもちゃ程度と期待していませんでしたが、元々のメーカー小売り希望価格が10万円の大台を超える価格の物だけに正確です。意外に使えそうです。ずっと回していますが、殆ど狂いません。腕時計をしなかった私が、しばらくは腕時計をしているでしょう。
どうも、同じムーブメントを使っている他ブランドの時計は比較的手頃な値段(1万円から3万円程度)で出回っているそうです。自動巻、ちょっとロマンを感じる方は、ここで手を出してみるのも悪くないのではないでしょうか。ムーブメントがシースルーになっている物も多いです。3年くらいでオーバーホールが必要らしいですが、使い捨てとして楽しむのも悪くないと思います。安い物は1万円を割って出ている物もありました。
最近のコメント