パリのモーターショーで初公開となる新型アウトランダーのプラグインハイブリッドのデータが公開されてびっくりしました。搭載電池は、プリウスの倍以上(2.7倍)。完全電気自動車のI-mievの廉価版より多い12kwh。日産のノートリーフの半分も乗っています。
これだけではありません。ツインモーター搭載で、フルタイム4WDです。ツインモーターと言うことは、4WDの致命的短所であるドライブシャフトなどの抵抗がなく、電子制御で4WD駆動させると言うことです。
さらにびっくり。3つの走行モードがあって、これが凄い。
①EVモード プラグインで充電した電力のみで走るモード。50km位は十分走れるようです。
②発電モード エンジンは発電機に徹します。駆動はモーターのみ。これは市街地での効率アップに直結。
③エンジン走行モード エンジンがメインで駆動。モーターはアシストに回る。高速走行などで効率アップ。
トヨタのハイブリッドとは全く違う走行モードです。特に②の発電モードは画期的でしょう。EVの弱みを補完し、効率を飛躍的に上げる走行モードです。JC08モードで60km/lを超える燃費をひっさげて、この来年に日本でも発売されるようです。
未確認情報ですが、320万円程度の販売価格になるそうです。この機能で本当に320万円ぐらいで入手できるなら、台風の目になるかもしれません。リコール問題以降、完全に蚊帳の外になっていた三菱自動車の復活につながる一台になりそうです。
ちなみに、アウトランダーにもクリーンディーゼル車が出るようです。2300ccで150馬力、38kg.mのトルクは馬力こそ控えめですが、4000ccエンジン並みのトルクです。残念ながら、発売当初は6速マニュアルだそうです。こちらも期待十分です。(でもcx-5に対し後れていますね)
八ヶ岳における利用においても、期待十分な一台です。来年に向け要注目ですね。
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