オルケア日記

バッテリーのリフレッシュ発見

オルケアで使っていた電動草刈り機、バッテリーが調子悪いのです。一部は膨らんでいたりして、チョット危険。

最近の電動草刈り機は、電動工具とバッテリーが共通化して、インパクトドライバとかのバッテリーを使う物が主流になっています。なので、機材もバッテリーも安くなってきました。排ガスも出ないし、なんと言っても静かなので、一度使うとやめられません。

オルケアでは、もう数年前から使っていたので、専用バッテリーなんです。ところがメーカーはサッサと生産中止。新しいバッテリーを買おうにも無いという状況で困っていました。かといって、本体は元気なので、新しいのを買うのも勿体ないし…

そこで発見したのが、バッテリーのセル交換サービス。要はバッテリーの中身を取り替えサービスです。草刈り機のバッテリーでも一個1万5千円程度。

このセル交換サービス、電動アシスト自転車用のバッテリーで需要があるようです。PCとかのバッテリーでもやっているようなので、バッテリーが駄目だ…という時は試してみる価値がありそうです。

来週にでも、オルケアの草刈り機バッテリーは出してみる予定です。

ブームも程々に…ウイスキー原酒枯渇危機

まぁ、もう殆ど残っていない感じです。

ハイボールから勃発したウイスキーブーム。マッサンで、とどめを刺された感じです。

数年前までは、貯蔵庫が爆発しそうなぐらい貯まっていた原酒が、殆ど無くなり、丁度いい感じに貯蔵された原酒がブームで無くなった感じがします。

山崎蒸留所では、新しいポットスチル（蒸留器）まで増設したそうですが、ウイスキーの難しい所は、今増産しても市場に出るのは数年後…ということ。

日本のウイスキー製造技術は、多分世界でもトップでしょうから、それなりの熟成を経て、良いタイミングで出せれば素晴らしい物になると思います。そこまで出来るのかが難しい所です。高ければ『へぇ…』で終わっちゃいますし。

価格と内容で行くと、台湾のKAVALANが今のところ最高じゃ無いかと思います。ソリストシリーズは見事です。

イギリスも、ここ最近『これ良さそう』というウイスキーに巡り会うこともありませんし、ブランデーは壊滅状態。しばらくは美味しいお酒の入手に困りそうです…ラム酒は比較的お手頃で、いい感じのお酒が時々あります。ラムは、サニーサイドカフェに色々置いているので、是非お試し下さい。

 

ティータオル新柄入荷中

サニーサイドカフェの秘密兵器でもある、アイリッシュリネンの布巾。新柄入荷しました。カフェでも販売中です。

犬好き、ネコ好きには見逃せない柄も入荷中。

麻100％の最高級品も二種入っています。

さらには、エリザベス女王御愛用のシーツも入ってきました。実物を見たい方は、カフェで伊藤まで声をかけて下さい。麻100%とは思えない見事な肌触り。天然繊維では、他には真似できない吸水性と放湿性。さらに100回を越える水による洗浄を繰り返し、しなやかで強靱な織りを実現しています。王室御用達の真髄がここにあります。

かわいい柄と、実用性、さらには驚きの耐久性を兼ね備えた素晴らしいアイリッシュリネンです。

EU圏内 ダージリン戦線異状アリ

昨年後半から、ＥＵ圏内での『ダージリン紅茶』の高騰ぶりは異常事態でした。いまは、さらに輪をかけて、トワイニングがリーフティーの『ダージリン』を生産中止し、カタログ落ち。（輸出用は生産しています）高騰はさらに続いています。

なんでこんな事態になっているのか…色々訊いてみたら、驚きの事実が見えてきました。EUでは『地理的表示保護認定』という制度があって、ダージリンも2011年に認定されているのです。猶予期間が5年あって、ぼちぼち切れるんですね。

この認定を受けると、『ダージリン』を名乗るには100%ダージリンで無いとＮＧなんです。

所が、ダージリンの生産量はインドの茶葉生産の0.7%程度。その僅かな生産量に今後は集中してしまう事になります。

じゃ、今まではどうだったのか。多くはドアーズなど近隣産地の茶葉をブレンドしたり、他国での類似した茶葉をブレンドしたりしていたのです。今後はそういったブレンドが出来なくなります。

で、ダージリンの異常高騰という事です。日本は、この規制に該当しませんので、今まで通り流通するでしょうけど、ダージリン自体がこれだけ高騰（以前の倍から三倍になっています）していることを考えると、ダージリン比率はどんどん下がると思います。

サニーサイドカフェでも、トワイニング英国専用のダージリンが入らなくなってしまったので、在庫限りで廃番。テイラーズオブハロゲイト社のダージリンも高くて、出せなくなるかもしれません。代替として、茶園から直輸入しているダージリンへ切り替えを検討中です。（風味は素晴らしいですよ）

ダージリン戦線、異常アリです。

CHIC というバンド？グループ？

NHKのBSで、深夜真夜中に洋楽のビデオだけを流している番組があります。60年代に始まり、70年代、80年代、90年代と時代ごとで編集されているので、結構面白いです。

私の場合、70年代はほぼバッチリ。80年代はほぼ完璧。90年代になると『なんだこれ？？』という感じです。そんな中で、最近聞き返しているのは70年代のディスコミュージック。KC＆サンシャインバンドとか、ドナサマーとかです。そんな中で、あまり気にかけていなかったのが『CHIC』というバンド。日本では『シック』と言われていますが、本当は『シーク』を短く発音するような言い方をするバンドです。

リーダー格が二人いましたが、一人は日本公演の最終日翌朝に急死という驚きの展開で、現在はナイルロジャースが一人でリーダーです。ご存じの方も多いと思いますが、この方はミュージシャンでもスーパープレイヤーですが、プロデューサーとしては天才で、デボラ・ハリー（ブロンディ）から始まり、マドンナの『ライク ア ヴァージン』やダイアナ・ロス、ミック・ジャガーや、デュラン・デュラン、B-52やデビット・ボウイ、果てはTM ネットワークまで手がけ、大ヒットメーカーとして右に出る物はいないと言われています。

正直なところ、CDやミュージックビデオを見ていたときには、『CHIC』というバンドはピンときたことがありませんでした。所が、1996年に行われた日本武道館のDVDを見る機会があって驚きました。リーダー二人の最後の公演になってしまった公演ですが、プレイヤーが凄く、ドラムにはジャズの大御所オマーハキム。ゲストにはデュランデュランのメンバーから、ガンズのスラッシュ、スティーブ・ウィンウッドに至るまで、そうそうたる内容。私的には、プリンスのバックヴォーカルなどをしていたジル・ジョーンズが出ていたのに驚き。しかも、彼女の魅力爆発のステージです。

この盛り込み過ぎとも言える内容を、スーパーなステージにしてしまうところが、スーパープロデューサーなんでしょうね。ノリも凄いし、見所満載だし、皆さんのテクニックも超一流。もう一気に陶酔していました。

CHICというバンド、ライブを見なきゃ、魅力が解りませんでした。当分、車でガンガン聴くことにします。日本で、こんな凄いライブがあったなんて…今頃気づいたなんて、遅いですね。

リネンタオルのすばらしさ

サニーサイドカフェでは、グラスやお皿の拭き上げにリネンのタオルを使用しています。北アイルランド製で、麻55%、綿45%の混紡。使用されている麻の品質が素晴らしく、毛羽とは全く無縁。吸水力と速乾性は見事です。

最初はごわついて、使いにくいので、他の洗濯物と一緒に数回洗う必要があります。十回も洗うと、本領発揮となってきて、グラスなどは二度拭き不要。一発で大丈夫です。

しかも耐久性が凄く、一般家庭なら20年くらい行けると思います。

カフェを手伝って頂いているベテラン主婦のパートさんが【こんな布巾見たこと無い。しかもかわいいし】と買って帰るほどです。

アイリッシュリネンとは言いますが、このような高品質な製品はなかなかありません。cafeで使っているメーカーは、エリザベス女王がご愛用の麻シーツも製造しており、品質の高さは圧倒的です。

カフェでも若干数販売しています。ご希望の方は、お声がけ下さい。

ディーゼルのみの衝撃 マツダ『CX-3』

まさかディーゼル一本でくるとは思いませんでした。1500ccの小型ディーゼルをデミオで発売し、今回パワーアップして『CX-3』に搭載。ガソリンエンジンは無しだそうです。思い切りましたなぁ…

でも、凄いのはカタログ燃費と実燃費の乖離が激しいハイブリッドとと違い、ディーゼルはコンスタントにカタログ燃費に近い燃費を出すことですね。特に八ヶ岳ではハイブリッドのメリットを十分に活かせず、差が激しくなりがちです。

マツダのディーゼルは、高回転までスッとフケ上がり、ガソリン車のようなフィーリングが特徴。乗り換えても違和感は少ないでしょう。1500ccでも2500ccガソリン車並のトルクがあるので、相当に期待できますね。

日産は事実上撤退、トヨタはハイブリッド一辺倒、スバルも結局断念、ホンダもなかなか出す事が出来ず…という中ですが、ディーゼルの新時代がくるような感じです。

皆さんにとってのベスト ハンドクリームは？？

飲食業従事者の永遠の悩みと言って良いですよね…冬場の手荒れ。私も、かなり強い方だったのですが、中年になっての復帰、思いがけないところから割れるようになりました…（腹が割れるんだったらいいのに…）

で、昔から愛用なのが『ヒノキ化粧品』のハンドクリーム。伸びが良く、ぬった直後でも指紋が付きにくい。臭いが少なく、使いやすいです。買えるところが少なくて（八ヶ岳付近では韮崎が最寄り）、高価（1500円）なのが欠点です。夜に塗って寝れば、翌朝はすべすべ。

最近チョット気になっているのが、椿油の製品を作っている『黒ばら本舗』さんのハンドクリーム。お値段は完全に普及価格帯。ただ、扱っているところが少なめで、amazonの買い合わせで購入する状況。チョットだけべたつく感じはありますが、伸びは悪くない。臭いも少なめ。ただ、効果が弱め？？

程々の値段で、良い物がありませんでしょうかね…決定打が無くて悩むこの頃です。

ダージリンが入手出来なくなってくるかも

Cafeでは、他では飲めない直輸入紅茶を20種類ほど揃えていますが、ここ最近ダージリンの入手に困っています。と言うのも、イギリス側の出荷価格が凄く上がり、手が出ないほどの上がりようなのです。2割とか3割ならまだしも、1.5倍とか2倍とかの上がりようです。

なぜなのかな…と思っていましたが、不作に加え、ＥＵが設定した産地保護表示が大きい様です。2011年秋にダージリンやセイロンなどが指定された制度なのですが、5年間の猶予の後、厳しく取り締まりの対象になります。この法律、ダージリンと言うにはダージリン100%である必要があるのです。これが、大変な事でして、ダージリンの産地は非常に狭く、インドでのお茶生産の1%以下しかありません。そのため、多くのダージリンティーは近隣のドアーズなどの茶葉をブレンドしてだしています。

実は、トワイニングの英国本国では、スタンダートなダージリンは生産中止になっています。日本向けなどは、EUの規制対象とはならないので、ブレンドのまま生産が続く可能性はありますが、英国本国向けはすでに入手が出来ない状況になってきました。

テイラーズや、ウィリアムソンなどの他メーカーは、倍以上の大幅値上げとなっております。いわゆる茶園物に迫る価格となり、手が出にくい感じになってきました。

ダージリン。高嶺の花になってしまうかもしれません。

トリタン というガラスを使ったグラス

高級ワイングラスと言えば『リーデル』…という構図が出来ていますが、私は個人的に昔から好きじゃ無いんです。と言うのも、業務で使うには使いにくい事が多いのと、なんと言っても弱い。バカラの方が遙かに丈夫（チップしやすいですが）。

決定打は、飲むときに唇に当たる所の感触が固い。というか色気が無い。バカラは実に色っぽいのです…

でも、バカラは高すぎて業務だけじゃ無く、家庭でもなかなか使えませんね…。そこで、私がこの十数年使っているのが『ショット・ツヴィーゼル』の『トリタン』というガラスを使ったワイングラス。チョイ厚めなんですが、透明感と屈折が良く、質感は素晴らしい。しかも、驚きの丈夫さです。業務でガンガン使っても大丈夫。傷も入りにくく、食洗機もOK。とどめは、求めやすい価格。

タンブラーやロックグラスなどもあり、いずれもデザインがシンプルでかっこいいです。オルケアのカフェでも結構使っています。