超暖冬で、ちっとも盛り上がらないスキーですが、娘にせがまれて行ってきました家族スキー。
色々調べたのですが、雪の状態、価格、お楽しみ施設などで、白樺湖を超えたところにある『ブランシュたかやま』スキー場へ行ってきました。我が家は、家内と娘がスキー駄目で滑れません。娘は今回がスキー初体験です。息子は、もうどこでも滑れる人間ですから、野放しでどこでもOKですが、スキー滑れない人がいるので、それ以外の所での調査や、アトラクション類が重要になってきます。
この超暖冬で雪が心配であります。この心配、今回は杞憂に終わりました。天然雪の柔らかさまでは行かない物の、人工雪(サンメドウズあたり)のベストコンディションぐらいのバーンは出来ていました。ちょっときつめの斜面でも、しっかり踏み込んで行けて楽しいスキーとなりました。ただ、絶対的な雪量は少なめで、春の営業はかなり厳しいのではないでしょうか。
スキー滑れない人向けのアトラクション。これは非常に充実していると思いました。キッズパークには、日本最長を含め、長めのベルトコンベアのような物が三台あり、始めて板を履く子供でも安心して遊べますし、緩斜面ですから、本当に初めての子でも安心して滑り出せます。このベルトコンベアのような乗り物も、乗り場降り場にそれぞれ係員が居て、補助してくれるので安心です。これは、乗らなければ入場自体は無料ですから、付き添いの親御さんは無駄にコストを払う事もありません。
このほかにも、広大なそり遊び、幼稚園においてあるようなスポンジ製クッションに乗ってのそり遊び(これは意外にスピードも出るし、何処を向くか、何処へ行くのかわからない部分もあって楽しい)、雪が多い時期には雪だるまなどを作って遊べるスペースなどもあります。
さらには、一回300円でのアトラクションも充実。雪上ゴーカートのような子供用スノーモービル(自分で操縦)、大型スノーボービルでのツーリング(これは600円~)、ロープ塔にチューブを引っかけて大型タイヤチューブでのミニボブスレーの様なチュービングなどが用意されています。中でも、お薦めはスノーモービルですね。ゴムボートのような物に乗っかって引っ張って貰うのも出来る様で、なかなか楽しそうです。ちなみに、5枚まとめて1000円という、割引率大のセットもあり。
かつ、良いのは、コースと駐車場が高低差が無く、近い。なので、車を拠点にして、色々楽しめるのです。遊び飽きた子供を車で休ませたり、道具を取り替えたりが楽。私も今回は2種類の板を付け替えたり、子供を教えるときはスノーブーツに履き替えたり、昼食を車でピクニック気分で取ったり。(家のパン焼き器で作ったソーセージ丸々いりロールパン沢山と、香庵のコーヒー豆で淹れたコーヒー。スキー場のうららかな青空の下、ピクニックチェアで楽しく食べちゃいました)色々使えます。
今回の主目的だった、娘のスキー初体験も、いろいろなアトラクションが楽しくて、午前中はなし。食事をしてからのスタートだったんですが、娘はツボにはまったようで、楽しくてしょうがない様です。1時間ほど、専用のエリアで練習していましたが、いきなりのコースデビューです。でも、安心。ここのリフト乗り場は徹底していて、サポート万全。クワッドでは無いリフトでも安心して乗せられます。でも、初心者コースは1600mもあります。途中からは、抱えて滑らなくてはならないかと、覚悟の上でデビューさせましたが、何の何の。一本だけかと思いきや、次も行く~!!とリフト終了間際のもう一本追加!!!最終的に、朝一からリフト終了までのフルコースになってしまいました。
コース内のアトラクション類も充実していて、ポールコースや、クロスコース(結構面白い)、緩斜面モーグルバーン(これは楽しいでしょう。なんちゃってモーグラーには)もあって、楽しめますし、思い切りカービングが楽しめる、きつめの中斜面、程良い中斜面、実験に良い緩めの中斜面が揃っていて、良い長さもあって、飽きません。クワッドは一本だけですが、各ペアリフトもアクセスが良く、コースが集中しないようになっていて、人口密度も祝日にしては、程良く楽しめました。
スキーばりばりで、滑り込みたい方には、欲求不満の残るスキー場ですが、家族連れには素晴らしく楽しいスキー場です。価格もリーズナブルですし、食堂もレトルト系のパンチの効いた物だけではなく、なかなか特色のある物が多く、価格もリーズナブル。いわゆるゲレ食からは、一歩でた内容と価格です。田舎っぽいですが、悪くありません。山頂からの眺望も素晴らしい。北アルプス~浅間山までの眺望。南には八ヶ岳+富士山。ぐるりと一望できます。これだけの眺望が望めるスキー場も少ないです。大泉から1時間。アクセスも申し分ありません。
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