一昨日の夜に、BS11という非常にマイナーなBSチャンネルのチラ見をしていたら、田中康夫 元長野県知事の番組をしていました。もう、番組終わりかけのまとめの所だったのですが、中越地震の際にも、義援金の遅さが非常に痛手だったとの事を訴えていました。(新党日本のページで視聴出来ます)阪神大震災の時も、義援金が半年以上かかって分配され、早急に必要な避難所での色々な物などに使われなかった事にショックを受けたことがありました。
義援金は決して悪いことではありません。でも、今必要な時に、必要な人達に何か出来ないか…と言うのを、今更ながらに考えさせられています。
子供達には入学や新学期が目前です。学校にいて、お子さんだけ助かった方の多さは、阪神の時とは比べものになりません。今日は、そんなお子さん達に何かタイムリーに出来ないか…そんな支援を行っている取り組みをご紹介させて戴きたいと思います。
・小さなお子さんに絵本を送ろう!!…なんと、この取り組みは小淵沢に在住の児童書作家の杉山亮さんが行っていらっしゃいます。こちらから、記入用紙などがダウンロードできますので、絵本を提供できる方は是非ご協力を。ただ、あまり汚い物や、破れた物は避けましょう。
・被災地の子供達に文房具を送ろう!!…新品の鉛筆や色鉛筆、ノート、自由帳(お絵かき帳)、消しゴム、鉛筆削りなどを集めていらっしゃいます。これも、家ごと流された子供達には切実な問題だと思います。是非、ご協力下さい。送り先などはこちらに出ています。
・被災地の子供達にランドセルを送ろう!!…なんとランドセルメーカーの協和さんが、ランドセルをリペアして送ろうと言う計画を実施中です。なんと素晴らしい取り組みでしょうか。丁度卒業されたお子さんのランドセルなどがあれば、是非ご協力下さい。ランドセルメーカーの協和さんのホームページで実行中です。既に3000個を越えたそうです。
子供達ではありませんが、お産を控えた妊婦さん達も大変な状況かと思います。そういった妊婦さん達をいち早く助けようと言う活動をされている団体があります。物資ではなく、義援金という形で募集ですが、目的が決まっており、スピーディーな支援に回される様に頑張っていらっしゃいます。財団法人家族計画国際協力財団という組織で、アフガニスタンへ不要になったランドセル支援等で有名な組織です。これからの大きな宝になる赤ちゃんを安心して雲で戴くためにも、是非こちらもご協力戴けると幸いです。
【3/28 17:00追記】アウトドア用品メーカーの【モンベル】さんが、義援隊を結成し、不要になったアウトドア用品や色々な物を提供する活動をされています。タイムリーにニーズの高い物をホームページでお知らせしており、タイムリーな活動をされていらっしゃいます。配るシステムも、工夫されていますね。
北杜市では支援物資のとりまとめをされています。以下、北杜市のホームページからコピー。現地からの情報では、紙おむつや粉ミルク、生理用品等の日用品関係の不足がきこえております。
・受付期間・時間
平成23年4月15日(金)まで(土・日曜日も受け付けます)
午前9時~午後5時
・受付場所
市役所福祉課・各総合支所地域市民課
・提供していただきたい物資
※提供いただきたい物資は次の品目のみで、かつ新品に限ります。
※箱単位での提供のみ受け付けます。(毛布は、希望枚数に達したため、毛布の受付は終了させていただきます)
・飲料水(ペットボトル500ml・2リットル)・保存食(カップ麺・缶詰)・アルファ米・粉ミルク・紙おむつ(幼児用、大人用)・生理用品・トイレットペーパー・マスク
※状況により、受付物資・受付期間を変更する場合があります。
皆様の御協力をお願いいたします。
福祉課
電話 0551-42-1334
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