オルケアでは随分前から、非シリコン系の太陽光発電パネルをご紹介してきました。国内では、昭和シェルのソーラーフロンティアさんと、ホンダソルテック(車のホンダ関連会社)しか製造していないマイナー側なのですが、実はこちらの方が八ヶ岳の環境には合っていると思われるのです。
非シリコン系は、H.I.T.に代表される高効率シリコン系に比べ、発電効率は低いのが現状です。でも、なぜ八ヶ岳に合っているのか…
①非シリコン系は発電する波長のレンジが広く、朝夕や冬場の発電量が多いのです。冬場の晴天率が高い八ヶ岳付近では重要なポイント。また、大泉は朝早くから夕方遅くまで太陽に恵まれているので、朝夕の発電効率は重要です。
②非シリコン系は陰に強い。木陰になりやすい八ヶ岳において、一部が少しでも陰になると、その回路全体の出力が落ちてしまうシリコン系の特徴がネックになりやすい。非シリコン系は、陰の部分だけが効率が落ち、他の部分は正常に発電できるのです。
上記の様な特性があって、非シリコン系の方が実は多く発電できる様なのです。今までは、メーカーの受け売りでしたが、なんとここで長坂インター近くにある太陽光発電実験施設でのデータで実証されました!!それを解りよくまとめた記事を発見しましたので、是非ご覧下さい。
あの施設も、まじめに実験しているんですねぇ…。それにしても、冬場の差は結構大きいです。
さらに、ソーラーフロンティアさんのパネルは単価が安く、比較的廉価に取付が可能です。宮崎に単一工場では世界最大規模の工場も出来、供給も安定していますので、お薦めであります。(宮崎工場では、昨年の国内需要の総てをまかなえる程の生産能力を持っているそうです)
安くない設備ですので、よくよく研究して取り付けられることをお薦めします。
こんにちは、
昭和シェルさんには、良いかと思って以前問合わせたのですが、標高1000m以上には対応していないと、すげなく断られてしまいました。
5月頃の事です。
投稿情報: ぶなのもり | 2011年8 月 4日 (木) 08:44
ぶなのもり様
コメントありがとうございました。インバーターの絶縁の問題で、返答がそのようになったのだと思います。特別仕様で切り抜けることが出来ますので、設置は不可能ではありません。パネルや、その他の部材には全く心配有りません。
投稿情報: allcare 伊藤 | 2011年8 月 7日 (日) 09:57