オルケア日記

神戸でのカスクートは『ビゴ』に軍配

フランスでは、駅の売店にも売っている『カスクート』（カスクルート）。フランスパンに、チーズやハムなどが挟んであるだけのシンプルなサンドウィッチであります。（バターは塗ってるけど、具材は至ってシンプルなんです）

関東方面では見かけることが少ないですが、神戸では『ドンク』と『ビゴの店』が競っており、入手は簡単です。（残念ながら松本市の『ドンク』には、カスクートはありません）

今回、Cafeでも…とずっと思っていたので、今回神戸でいろいろと買い求めて見ました。驚いたのは価格。『ドンク』はかなり高くなっていて一本500円。一方で『ビゴ』は375円～。ローストビーフの様な豪華版で540円。

今回、食べ比べてみましたが、パンの味、具材のレベル、全体のまとまり、価格で『ビゴ』をお奨めします。ただし、チョコレートのヤツは微妙でした。

『ビゴの店』は三宮駅前、そごう裏の国際会館の地下にお店があり、そこで何でも揃います。駅から地下でつながっているので便利。

Cafeでカスクート。是非やってみたいのですが、専用のフランスパンをお願いしないと厳しいかな…もう少し研究と検討をしたいと思っています。カスクート、おいしいですよ。これとワインがあれば最高です。

諏訪での美味しい塩ラーメン 『赤兎』（せきと）

高根町箕輪の美味しいラーメン店『さの屋』さんに教えてもらった一店。20号線を、かなり下諏訪へ走った方になります。高木という交差点の脇にあるマンションの一階にたたずむラーメン店『赤兎』。

醤油もあるし、味噌もある。で、塩もある。何でもあるようで、ラーメン以外は殆ど無い。でも、ラーメンはつけ麺もある。

醤油ラーメンはスープだけ飲むと塩味がピンと立って、『しょっぱいなぁ』と思うかも。でも、麺と食べるとまろやかで美味しい、ふしぎな味わい。

逸品は塩野菜ラーメン。タンメンか…と思うノリのラーメンですが、全体が優しい味わいにまとまり、旨味も十分。チョイ平たい麺が実にいい。野菜は惜しげも無く投入され、ボリューム満点。

【チャメ玉丼】なるものがありますが、超厚切りチャーシューの丼。普通の人には、豚の脂身でノックアウトの危険有。お好きな方はどうぞ。僕がもしこれを食べるなら、もう一杯白飯を頼むかも…というボリュームでした。

店内は清潔で、静かですし、いわゆるラーメン店という感じではなく、静かな居酒屋って感じ。落ち着いて食べること出来ます。家族連れでも全く問題無し。良いお店を教えてもらいました。

春にはもう一度行きたい 愛知一色のうなぎ『うなぎの兼光』

今回の中でも、ここは目玉でした。なぜなら、私がかつてお世話になった蒲郡プリンスホテル（廃業）の日本食の料理長をされ、名古屋観光ホテルにいらっしゃった『太田茂』氏が、昨年より『うなぎの兼光』の総料理長に就任され、大盛業店になっているとか…

一色町の港の反対側、昔から『山水亭』という豪華絢爛なうなぎ店がある筋です。『うなぎの兼光』さんは、うなぎ出荷量では日本一だそうで、一日に2万尾近い出荷量を誇る一大養鰻業者です。以前から通販は手がけていらっしゃったようで、昨夏から直営レストランを開業。所が、中々上手く行かず、太田氏へ声がかかり、立て直しに入ったそうです。

いまや、週末には200人を越える行列になることも珍しく無いそうで、一日に600人以上の来店があるときも…お店自体は、そんなに大きな物ではなく、大きなカウンターが12～14人、テーブルは4人掛けで6台だけです。

人気の秘密は、一尾を使った鰻丼で2160円、ひつまぶしで2600円ほどの価格設定と、太田氏が監修したお米から、お吸い物、お新香に至るまで手抜きの無い、見事な内容だと思います。養鰻業者直営ならではの価格です。

この時期、一番脂ののった時ですが、しつこさが無く、甘くも無く辛くも無い、見事な塩梅。焼き加減も味付けも絶品。さらにご飯が絶品です。一流料亭の味を越えるお吸い物も感激。

お持ち帰りは是非、お弁当がオススメ。蒲焼きだと、一緒に付いてくるタレが既製品の為、味が違います。

うなぎが今ひとつ好きで無かった家内と娘も、感激の味わい。巻き寿司も絶品です。春休みに平日に行こうと、既に計画中です。

神戸での豚まんは『四興樓』が一番特徴的

関西では『肉まん』ではなく『豚まん』といい、南京街ではソースで食べるのが特徴的。その中でも、野菜の甘味をしっかり出して、ソースと相性良いのが『四興樓』。タマネギの甘味が特徴的です。

一個190円で大きさも十分。お手頃です。

店内は二個からで、他にも色々メニューが多彩です。大衆中華の王道のようなお店です。残念なのは隣が場外馬券場で、開催時はチョット近寄りがたいのが…サッとテイクアウトで買って帰りましょう。

南京街では『老祥記』の行列が名物ですが、あれば『豚まん』とは違うジャンルかと。行列しなくても、元町5丁目のアーケードに同名のお店があって、似た感じの物を出しています。兄弟店でしょうか？

神戸の豚まん、他には三宮一貫楼や新開地の春陽軒などが美味しいです。あ、蓬莱もありますが、これは大阪ですね。

神戸南京街では飛び出た存在『劉家荘』

近くの花隈に同名のお店がありますが、南京町の方です。

ユーハイム本店の西路地を港側に入って直ぐ。間口は小さいですが、3階まで客席があるので、それなりの収容人数があります。焼鶏（しょうけい）が名物ですが、我が家では唐揚げの甘酢掛けが人気。

高級中華ではありませんが、整った味わい、いい素材を使っており、大変に美味しい中華を堪能出来ます。ここはピータンが美味しく、まずは青島ビールとピータンで、つまみ始め、メニューを考えるのが定番になっています。

南京街では隠れた人気店になっており、時々行列しています。でも案外早く入れるので大丈夫。

あっさりの月餅と極上のお茶など『恵記商行』

南京街は完全に屋台街になってしまい、台湾の夜市みたいな感じになってきています。でも、おいしそうな物は無く、手を出したことはありません。

この屋台の裏側に、昔からの中華食材店などが沢山あります。そんな中でも、昔からお世話になっているのが『恵記商行』さん。薄暗い店内には中華食材が沢山ありますが、中でも月餅とお茶は外せません。

今回も、現在cafeで提供中のジャスミンティーが終売の為、今年の前半にも無くなってしまうので、その後釜を探しに行ってきました。台湾の最上級茶とのブレンドがされたジャスミンティーを分けて戴きました。

月餅は、栗の白あんや、通常の黒あん、松の実入りの餡など多彩です。大小あるので、便利です。ここの月餅はしつこさが無く、味わいが良いのでオススメです。

ここの角を入って路地に入ったところに、『神戸びいどろ』というお店が出来ていました。ガラス細工が沢山あって、子供や雑貨好きにはたまらないでしょう。

神戸『ぼんてん』の餃子

神戸といえば南京街のジャンクフード…というイメージになり始めていますが、地元に愛される中華という物もあります。そんな中の一店が、南京街の西外れと三宮センター街地下の東北にある『ぼんてん』です。

もう一店『赤萬』というのもありますが、私は『ぼんてん』の方があっさりしていて好みに合っています。

両店とも同じ構成で、店構えも似たような物。南京街西の方がお兄さん、センター街は弟さん。お店は弟さんのセンター街の方が綺麗です。お兄さんのお店は場外馬券場が近い為、馬関係の方の出入りも多い感じ。

餃子は同じ感じですので、お母さんや奥さんがたが何処かでまとめて造っているように思います。一人前が300円。２～３人前は軽いでしょう。神戸餃子特有の味噌だれで戴きます。他にメニューは無く、飲み物だけ。まぁ、２人前とビールでサッと食べていくようなノリです。

黒部市生地 『とれたて館』『できたて館』

新潟から富山に入って直ぐにあります。なので、能生からも30分程度でアクセス出来る立地。意外と便利な場所です。

生地のJF（漁協）が経営する『とれたて館』は直売所。行った時が初売りでしたが、寒波の影響で荒れていたので期待はしていませんでしたが、予想を大きく上回る内容でした。どうも定置網を持っているようで、安定した漁獲が確保されているようです。価格は安く、非常に良心的。さらに、捌いてもらうのも、扱いが丁寧で、色々教えてくれますし、綺麗に処理してくれます。

売店には美味しい鱒寿司も販売しており、富山まで行かずとも良いものが手に入ります。また、自家製の昆布締めなどがあるのも特徴。この時期、ヒラメなどは堪りません。

隣は食堂の『できたて館』。御寿司の方はお休みでしたので、一般食堂へ伺いましたが、自分で焼きながら食べる浜焼きも楽しめる食堂でした。お刺身の盛り合わせも、好みを反映してくれて、味わいは格別。飲酒できなかったのが拷問に近い内容でした。お値段もお手頃で、存分に楽しめます。

今まで能生で済ませていましたが、今ひとつ魚の程度に不満だったのです。でも、ここに来れば満点の物が入手出来そう。今度からここまで足を伸ばすことにしました。オススメです。

ちなみに、ここから車で15分程度の魚津市は、銭湯が沢山有り、温泉である所も多いです。私は川城鉱泉という所へお邪魔しましたが、古い銭湯そのもので良い感じでした。安かったし。今度は港湯にいってみようかと思っています。

あけましておめでとうございます。今日の八ヶ岳

あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

ご挨拶が遅くなり、失礼致しました。明日から、オルケア・サニーサイドカフェは通常営業致します。

昨夜にかけ、八ヶ岳も雨となりました。清里から野辺山は雪となり、現在清里高原大橋を越え、牧草地（登坂車線終了地点付近）からは全面アイスバーンとなっております。ノーマルタイヤは走行不能である事は勿論、スタッドレスでもブレーキが効かない状況ですので、ご注意ください。

私事ではありますが、このお正月、大雪の中を突っ切って北陸と関西、中部を走ってきました。今回は収穫が多く、言いお店やスポット発掘が出来ましたので、順次御紹介させて戴きます。明日は、黒部市にある鮮魚スポット。ここは、今までのＪＦ（漁協）関連の施設ではベストでした。お楽しみに。