ニッカの余市、サントリーは山崎や白州にブレンドの響といった高品質ウイスキーが脚光を浴びていますが、長野県にも逸品が登場のようです。地味に品質の良いブランデーやウィスキーを作っている『マルスワイン』さんが、信州ファクトリー創業期の原酒をそのまま瓶詰めした『樽618』を限定販売している様です。
分類としては、カスクストレングスのシングルカスクで20年熟成品。(一切の樽同士のブレンドもせず、他の蒸留所原酒のブレンドも当然無し。さらに割水をせずに、樽出しのアルコール度数のままでの一本)価格も15000円とお手頃であります。
但し、入手先が限定され4店だけのお酒屋さんの扱いになります。伊那方面でしか入手出来ない幻の一本になりそうです。標高730mという高原エリアで醸され、眠りについていた一本です。378本だけの贅沢です。
詳しくは、長野日報の記事をご覧下さい。(販売先などが出ています)
マルスワインと言うと、ものすごくマイナーに聞こえますが、実は『霧島』の本坊酒造さんです。昭和35年から石和でブランデーやウイスキーを作ってきて、昭和60年には長野県宮田村にウイスキー工場を新設。今回は、純宮田産のモルトになります。焼酎だけでなく、梅酒・ワイン・ウイスキー・ブランデーを作っています。品質には定評があって、業界人には人気が有るのですが、一般には知られていないですね。レギュラー商品も、コストパフォーマンスに優れ、美味しいですから、一度お試しになるのも良いと思います。
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