オルケア日記

京都の名店 『スタンド』

新京極の賑やかな商店街の大丸側の入口に近い方にある洋食屋？大衆食堂？居酒屋？何でもありありなお店。気さくなおば様方の接客もさることながら、和洋中と節操無くメニューは何でもありあり。

真っ昼間から旦那集が飲んでいたり、定食を食べるサラリーマンが入り交じる不思議な空間。昭和４年から変わらぬ内装。モザイク細工のようなタイル貼りなどは見事です。

味は折り紙付き。何を選んでも心配はない。お買い物中に、ちょっと寄って、ビールとつまみも粋ですなぁ…錦からも近いし、大丸も近いし、阪急や永楽屋も至近ですからね。京都に行くと楽しみな一店です。

瓢亭の朝がゆ

京都の名店の最高峰の一つ、南禅寺の近くの『瓢亭』。夜はとても凄いお値段で近寄れないお店ですが、ここは朝もやっています。しかも、極上のおかゆです。鰹出汁を贅沢すぎる濃度でアンにした物を掛けつつ戴くかゆは芸術品です。

本店の座敷で戴くおかゆは絶品です。お一人5500円と随分と高くなりましたが、内容は十二分にあります。ブランチ代わりにどうぞ。京都の真髄を感じる事が出来ます。

ウェスティン都ホテルから歩いてすぐ。京都に行かれたときは是非おためし下さい。

行ってみたいですね『Good Wood Festival of Speed』

今年も初夏に行われた模様が、BSフジで放映が始まりました。まぁ、ありとあらゆるレーシングカーなどが登場しますね。今回は、登場車種のダイジェストのような放送でしたが、1902年のパナールから1909年のブリッツェン・ベンツ（初めて200km/hの壁を越えた）などから始まり、現代のレーシングカーまで登場してきています。しかも、観客の前をパフォーマンスを交えつつ疾走する訳ですからたまりません。しかも、灼熱のレース場ではなく、芝生の綺麗なminiコースです。

まぁ、人が多いのでピクニックとは行かないかも知れませんが、非常に優雅でありながら、本当に多彩な車が多く集まる素晴らしいイベントです。往年のスーパープレーヤーも多く参加していて、車ファンにはたまらぬイベントになっています。

八ヶ岳の近くでも車山高原の秋の風物詩にもなった『フレンチ ブルー ミーティング』が10/13～14の土曜日・日曜日に行われます。これも大きなイベントになしました。

来週末はクラシックカーファンにはたまらない『日本海クラシックカー レビュー』が糸魚川で行われます。

私も行ってみたいと思いつつ、週末はお客様が多いので、ちょっと無理。我が家でＢＳを観ながら一杯…というのが秋の夜長の楽しみですね。そろそろ、日本酒が美味しい季節になってきました。牡蠣の薫製と共に…

中華街一押しのお店。

ちょっと間が空いてしまいました。ちょこっと親孝行で、ドライバーを務めに行っておりました。

横浜に泊まり、鎌倉への用事に行ってきましたが、なかなか楽しい行程となりました。ホテルの紹介で中華街のお店に行ってきましたが、大正解だったんですね。早速、家族でも行きたい…と思えるお店に当たりました。

東門をくぐって、すぐの角を南側へ歩いて一つめの角。一階はお茶とかお菓子類の売店になっていますが、二階が意外にも広々とした綺麗なレストランになっています。このレストランが良かったです。

http://www.saikousai.jp/　ホームページが有りました。こちらに色々な写真と共に紹介がされていますが、お洒落なだけではなく、内容も良かったですね。非常にあっさりとした味付けで、油の感じの少ないのが特徴です。また、オープンキッチンの前には新鮮な海鮮が並んで、それらを好きなように料理してくれるのも嬉しい。しかも安いですよ。今回はカレイを蒸して頂いたんですが、一尾天然物を2200円ほどでした。

素材の味を生かした内容で、あっさりと気持ちよく頂けるお店でした。スペースがとても広々していて、個室風な仕切りの中での席もあって、ごちゃごちゃした中華街のイメージからは、なかなか想像できないお店でした。また、歩行者天国を延々と歩く必要も無く、お店の前まで車で行けますし、近所にはパーキングが豊富なエリアの為に、アクセスも良いです。

ホテルへの帰りも、お店を出てすぐ大通りに出られますから、タクシーもすぐにつかまります。便利で美味しいお店を教えて頂きました。なお、一階は美味しい物が沢山売られていて、これまた楽しい所でした。大きなマーライコー（中華蒸しパン）を買って帰りましたが、美味しかったです。お薦めです。

想い出の街 熊本へ純国産材ログを視察。

私の青春時代は九州なのです。博多が主だったのですが、熊本にも多くの想い出が有りますし、お世話になった方の多くが今でも熊本でお付き合いがあります。そんな熊本の街に今日は行っています。

オルケアは昨年の１１月より、『TALO』というブランドで展開しているログハウスの取扱を始めました。今までの在来（金物工法）建築に加え、北欧のデザインが色濃いログハウスの取扱を始めています。その『TALO』が今年から、純国産材の杉を使ったログハウスを扱い始めました。高度な乾燥技術を持ち、精度の高い加工技術があり、ログの経験が豊富、さらには赤みが多く、非常に良質な杉を産出する小国杉を使って生み出されるのが、『TALO』の国産杉ログです。

私は九州に居たときから、熊本・小国方面にはツーリングなどに行っていた時期があり、よく場所は知っているのですが、今回はログのプロとしての視線で訪れています。実際に林に入って、どの様な管理の下で産出されているのか、熊本市内の加工工場での乾燥度合いや、加工の現場もみてきます。レポートは、このブログ及びホームページでもお知らせしたいと思います。

小国杉は素晴らしい材で、通常の杉材に比べ、赤みが非常に多く、年輪も揃っていて、国内でも有数の良質材の一つです。管理が行き届いた産地、最新鋭の高度な乾燥と加工技術が揃った、国産材ログの真打ちだと思っています。『TALO』ログは、合板を一切使わない建築が可能になっており、この二つが組み合わされれば、最強のナチュラルハウスが実現します。是非、お薦めしたい建築の一つです。

『TALO』ログハウスの基本は自由設計。ただプランを当てはめる一般的なログハウスとは違い、その土地と住まわれる方のライフスタイルに合わせたプランを作成し、建築します。これによりコストがかさむ訳では無いのが魅力です。オルケアの、一棟一棟を考え抜いて、御施主様と一緒に創り上げていく建築にはピッタリなのです。アレルギーでお悩みの方や、自然感を大切にされたい、木に囲まれた生活をお考えに方の為に、しっかりとレポートをお送りできるように視察してきます。

ついでと言ってはいけませんが、グルマン（大食漢）な私の、熊本グルメもご期待下さい。私のバーテンダー・ソムリエお師匠さんも居る熊本です。出張の時の楽しみに、色々とupしたいと思います。本当は、ファッショナブルな熊本の街行く人も見に行きたいのですが、あくまで研修ですので、これはお預けです。今回は、私の大好きな熊本の醤油ラーメンや、お師匠さんのお店、さらにはディープで有りながら、非常にレベルの高い飲食店などを御紹介したいと思います。ご期待下さい。

静岡・由比の吉岡魚店さん

先週は浜松へ行っておりました。YAMAHAリビングテックさんの本社と浜松ショールームを見学に行っていたのと、私個人の歯医者さんへ行ってきました。その帰りは決まって、興津で鯛焼きを買い、由比でお魚を買って帰るのが定番です。

そんな由比のお魚屋さんでいつもお世話になるのが本陣近くにある【吉岡魚店】さん。なんの変哲もないそこらの魚屋さんです。でも、地物を中心にした品揃えとお値段はピカイチです。何しろ安い。先日も、『ほうぼう』『いわし』『鰺』『太刀魚』『生シラス』を買って帰りました。いずれも300～400円ほどなのですが、大皿に乗りきらないほどの量です。しかも旨味がたっぷりの角の立った新鮮な物ばかり。1500円ちょっとで、大皿盛りになってしまいました。

子供達もここのお魚が大好きで、それだけの量でも大人二人と子供二人（まだ幼児）で瞬く間に無くなってしまいました。山梨で買ったお刺身はいつも、お父さんの酒の肴にしかならないのですが、ここのお魚はそれはもう…争奪戦です。

今回は魚屋のお母さん一押しの『生シラス』を買って帰ったのですが、ひときわ美味しかったです。安かったんです。100g200円だったので、250gぐらい（残っていたのを全部）貰って帰ったのですが、生姜醤油で戴くと旨味が広がり、見事な味わいでした。子供達も初体験でしたが、ご飯と一緒に食べる食べる。

いずれも、地元由比・倉沢の定置網をメインにした地物の魚ばかりで、保存が利きません。我が家も自動車に保冷庫を乗せて、お魚屋さんで氷も貰って、帰ってその日で食べてしまいます。翌日は無理ですね。車で二時間。美味しい魚を手に入れに走るもオツな物です。

私は、中学校まで瀬戸内海で育ちましたので、こういった地魚で育ったので、日本海方面の大型魚には余り馴染みがありません。ヒラメや鯛なども好きですが、こういった小魚をチマチマと戴く方が好きな人間です。さばくにも手間がかかりますが、小さな小刀でもサッと処理できるし、慣れればなんてことありません。吉岡魚店さんは、切ってある刺身でも十分に新鮮なので、最近は切ってある物しか買ってませんが…

由比は倉沢屋という美味しい料理店もあります。磯料理が主で、桜エビのかき揚げは逸品です。衣が極めて少なく、素材の味を楽しめます。北斎の浮世絵そのままの絶景も素晴らしいです。

車で５分ほど清水に寄った方には興津と言う街があります。ここも歴史が古く、美味しい鯛焼きのお店や、鰺の押し寿司、手延べそうめんの有名なお店があります。我が家は何より鯛焼きですね。

見所満載の由比です。一度、お出かけになってみては如何でしょうか。

春を感じに春のドライブ…

一歩先の春を感じに春のドライブ、第二弾。今度は御殿場の方へ行ってみましょう。

御殿場へは、一宮御坂ICまで高速で行き、御坂路を一気に駆け上がるコース（トンネルを抜けたところでの富士山が雄大です）か、高速で河口湖まで一気に走り抜けるか…お好きな方で行かれると良いですね。長坂IC～河口湖ICまではETC通勤割引に丁度良い距離で、ギリギリ適用になります。ですので、チョイ早めに出発し一気に走り抜けるも良しですね。

我が家では子供が小さいので、『裾野市運動公園』の大きな滑り台がお目当てになります。丈夫な段ボールを持っていくことを忘れずに…結構すり切れます。

御殿場の駅前『妙見本店』で押し寿司を買って、公園で食べるのもオツ。御殿場では定番処の有名店ですが、なかなか美味しい。で、思ったより安いので気軽に使えます。

裾野の２４６号沿いには『魚がし 寿司』があって、回転では無く、バイオーダーでお寿司がテーブルまで機械が運んでくる（しっかり透明ドームに覆われたベルトコンベアで運ばれてくる）お店があります。ここも捨てがたい。しっかりした刺身を食べたいときはここですね。

もう一つ悩ましいお店は『御殿場高原ビール』のバイキングレストラン『麦畑』。ここは６０分なら大人は2000円と激安です。なんせ、地ビール飲み放題。常時４種類ほど楽しめます。しかも、美味しいバイキングです。イタリアン・和食・洋食・グリルなどが各ブースに分かれていて、オープンキッチンでガンガン作ってくれます。それらも食べ放題。これは満足度の高いバイキングです。

御殿場には『秩父宮記念公園』という素晴らしい公園があって、今からは桜が楽しみです。四季折々の草花が美しい。さすがは皇室の別邸だっただけはあります。

最近はちょっと味が変わった…と私はおもっていて、足が遠のいていますが、『二の岡ハム』とか、『石川商店 御殿場ハム』など食肉加工が有名です。『山崎精肉店』さんは金華豚という珍しい銘柄豚を扱っています。これは美味しい。

御殿場は意外と色々と楽しめる場所がたくさんあって、しっかり一日かかってしまいます。お酒好きには『キリン 富士御殿場蒸留所』の見学もお薦めです。

春です。一足早い春を求めて静岡に…

って、行ってきたわけではありません。ちょっと、私事でバタバタしていて、それどころでは無いのですが、この時期行きたくなる一番のドライブコースです。そろそろ月末近くなれば桜もターゲットになってきます。

八ヶ岳とは季節が一ヶ月以上違うのが静岡方面。八ヶ岳から行くには御殿場周辺か、富士宮～清水付近のどちらかが便利で、時間的にも程良い距離です。今日は富士宮～清水方面を御紹介。

景色を楽しみつつ、走りやすくて、快適なルートは甲府南インターで降り、精進湖経由で朝霧高原を突っ切って富士宮へ向かうルートでしょう。最近は、大型トラックにもこのルートが知れてきた嫌いも有りますが、まだまだ少なめで使えるルートです。富士宮まで２時間ほど。途中の朝霧高原にある道の駅は、農産物・特産品が非常に豊富で見応え有ります。

富士宮では、なんと言っても『富士山本宮浅間大社』でしょう。ここは変わった桜が何種類か有って、桜の季節は様々な表情を見ることが出来ます。また、非常に落ち着いた境内はお参りして凛とした空気に触れる良い場所だと思います。私は、拝殿近くにある大きなしだれ桜が大好き。微妙な色具合と小振りな花が何とも言えぬ線の細さを演出しています。

お参りを済ませたら、国道１号線に出て、清水方面に向かいましょう。途中、駿河湾沿いに海の綺麗な場所を走ります。朝をゆっくり目に出たら丁度昼時ですから、由比の『倉沢屋』がお薦め。狭い路で、駐車場も狭いですが、絶景と旨い食事が待ってます。

食後は、もう少し西へ車を走らせ、興津の旧国道沿いにある『興津の鯛焼き　伏見』へ。興津交差点（５２号始点交差点）から旧道に入って1kmぐらいでしょうか。白地に赤い鯛の絵が小さな看板に描いてあります。見事に美味しい鯛焼きです。一匹100円も嬉しい。戦後から同じレシピで焼き続ける味は余計な物が無く、素材で食べる理想的な味わい。

興津は古くから海水浴などで栄えた場所らしく、鰺の押し寿司（大和旅館）の昼食も捨てがたい。2500円ぐらいからの立派なコースになっていて、非常に美味しく、リッチな食事が出来ます。歴史を感じながら、かつての栄華を想像しながら…

興津には沢山の美味しい物があります。大沢製麺所は鯛焼き屋さんのチョイ西。寒い時期は裏庭でそうめんの寒干しをしてます。美味しいそうめんが名物。あとは旧５２号沿いの『ずんどう焼き』などなど。

ここで、回れ右をして、今度は由比の『本陣公園』を目指しましょう。ここのチョイ西にある『吉岡魚店』は地魚が安い。新鮮。下町の魚屋本来の姿がここにあります。本当に安くて羨ましいです。私は、関西方面からの帰り道を回り道してでも寄って買えることが有るほどのファンです。そろそろサヨリが旨そうかな…

ちょっと足を伸ばして、清水市内の『エスパルスドリームプラザ』迄行って、輸入食品をあさるのも一興。ここは、大きな輸入食品店があって、割と安めに色々な輸入食品が手に入ります。（3/22 追記　コメント通り、八ヶ岳大好きさんからのご指摘通りで、輸入食品店は閉店し、ＰＡＸが出店したようです。驚きました～!!　用事無くなっちゃいましたね。 コメントありがとうございます。m(_ _)m）

富士市内には『魚河岸』の回転寿司があって、驚異的な鮮度と価格で楽しめます。富士市市役所南の西友ＳＣ敷地内です。

富士宮では名物の『焼きそば』でしょう。チョイ堅めの蒸し麺と肉カスが特徴。私が好きなのは野菜の甘みと水分でチョイ柔らかめな『ゆぐち』か、いかにも焼きそばらしい仕上げの『むめさん』が好きです。いずれも安いので驚きます。広島のお好み焼き並み。（地元の人が行くお店は安いのですよ）不思議なのは、お好み焼きは『ゆぐち』さんの方がパリッと仕上がってきます。『むめさん』の方がウエット系。ビール抜きでは拷問的なお店ですので左党はご注意ください。

暗くなった朝霧高原を抜け、精進湖を過ぎ、最後のトンネルを抜ければ、其処は見事な甲府盆地の夜景が一望できます。脇見運転して、ガードレールにこすったりしないでくださいね。

素敵なドライブルートです。一足先に春を感じるお薦めのコースです。私の個人的趣味で、どうしても食べる方が優先になっているところは見逃してください。私も、子供の春休みには必ず行くルートです。

木曽路の旅

八ヶ岳から、木曽路は丁度良いドライブルートです。今は、中央道伊那ICから、山をトンネルで抜け、木曽福島までも直ぐに行けるようになりました。今までより30～45分は短縮になるのでは無かろうかと思います。

行きしなは、塩尻からのらくらと国道19号を使われることをお薦めします。桔梗ヶ原のワイン醸造所なども見所です。私は『五一ワイン』の林農園さんがお気に入りです。フランスのワインとはひと味違う、葡萄酒らしさがあって、独特の味わいが楽しめます。国道沿いの『シャルドネ』というレストランもなかなか美味しいです。

19号を30分ほど走っていきますと、右手にセブンイレブンと大きな建物が見えてきます。これが『道の駅　ならかわ』です。ここは、地元漆器の総合展示場のような感じで、様々な工房や作家さんの作品が二階に展示してあります。非常に良い物を安く販売もされていますので、じっくり見てみてください。私も、ここでかなり勉強させて貰いました。

ここから、旧道に入り平沢宿へ向かいます。ここは街道に面した家が殆ど漆器屋と言って良いほどです。とにかく沢山の漆器屋さんがあります。私はその中でも古くから名門として名高い『ちきりや』さんへ向かいます。ここでは、八ヶ岳に来て割れてしまった漆器の修理なども実家の方で依頼したのですが、実に良い仕事で修復されました。お値段も非常に値頃感があって、良心的です。素敵な作品が沢山あって、目移りしてしまいます。私は、蕎麦猪口などがお気に入りです。冷や酒を飲むのにも重宝しています。

平沢宿をちょっと下れば『奈良井宿』です。ここは素敵な家並みが残っていて、タイムスリップできます。妻籠・馬篭にひけを取りませんが、比較的閑静で、素敵なお店が幾つかあります。お腹が空いた方には『徳利屋』がお薦め。美味しくて、雰囲気満点です。

さてここからは少し車を走らせましょう。小一時間ほど走れば、木曽福島です。ここには美味しい和菓子と美味しい酒が待っています。和菓子屋さんは何件か有りますが、私は19号を下って木曽福島の大橋（開田高原や御岳へ行く道）を過ぎ、旧道に入って300mほどでしょうか。町並みの入口にほど近いような、関所の直ぐ先の『宝来屋』が好みですね。初夏はここの朴葉餅で決まり。そして、その直ぐ先に銘酒として名高い『七笑』があります。ここの純米酒はとてもふくよかで大好きです。さらに、ここの蔵の店先では色々な食品類が充実していて、大吟醸粕のわさび漬けなどは逸品です。とんがら味噌も名物です。取っても美味しい物が揃っているので、結構そっちが楽しみなんですね。１２月頃に不定期に出るたまり漬けも素晴らしい。運が良くなくては買えませんが。

そんな木曽福島で素敵なお店があります。『たま菜』と言うお店です。京都・美山の名店『美山荘』で修行された方のようですが、お安く美味しいお昼が素敵な店内で頂けます。ちょっと良い雰囲気の割烹と言った感じです。

そんな木曽福島で折り返せば丁度良いドライブになります。道路も走りやすいですし、雨でも無ければ、素敵な木曽路を満喫できるはずです。是非、これからの季節、花粉症なんかに負けないでお出かけください。

本当に旨い肉…

大泉には最上の飛騨牛を出す焼き肉屋さんがあります。『吉泉』というところなのですが、肉質からすればコストパフォーマンスの良いお店です。東京では、この肉質ならば倍以上取られますね。景色も良い場所なので、美味しいお肉をちょこっと食べたいときは、是非行ってみてください。『スーパーひまわり』の交差点を南へ…『泉温泉』を通り過ぎて700～800mほど。富士山も八ヶ岳も綺麗な場所にあります。ここは、事前予約が必要ですが、素晴らしい出汁による鍋も良いです。

私はここ十年くらい、自分で食べたい肉が決まっています。ソムリエの仕事関連で、素晴らしい肉を戴くのですが、それを上回る物に出会わないのです。年末には価格と話題と出荷量の関係で幻…なんて言われている大田原牛の最上の物をステーキで戴いたのですが、最後はしんどかったです。（どうも、100g7000円ぐらいするらしい…）飛騨牛も、ビールのつまみ程度にちょっと戴くのは良いのですが、主食には出来なくなってきました。まぁ、ここまでの価格と品質のお肉を戴くと、どこの銘柄も変わりませんね。脂が重くなってきて、沢山は食べられなくなってきます。

一方で、私が好きなお肉は豊後牛なんです。別府出身の方に連れて行って頂いたんですが、そのときの店構えは全く感動もしなかったのですが、帰ってからしゃぶしゃぶで食べて驚いた!!アクが殆どでない。旨味がしっかりして居るんですが、脂が非常に軽い。こんなしゃぶしゃぶが有るんだと…ビックリしました。ステーキも旨い。先日、イチボ（お尻の肉）のローストビーフを戴きましたが、至福でした…。

残念ながら、御紹介頂いたお店は通常通販などはしていない、卸がメインのお店なので、なかな買うわけにいきません…。ところが、そのお店のすぐ近くにある老舗百貨店さんが楽天で売ってました。

ちょっとお値段ははりますが、それでも現実的な価格です。100g数千円なんてしません。旨味十分で、脂は限りなく軽い、素晴らしいお肉です。是非、お試しください。

また、この豊後牛を堪能させてくれる宿が

ここなんです。『レゾネイトクラブ　くじゅう』なんですね。日本離れした素晴らしいロケーションに、自然負荷を最小限にして建てられたホテルです。ここの洋食には凄いグリルがあり、お肉を焼くのに最適な大きなブロックで焼いています。２食付きで15000円から…とお手頃ですが、別注でしっかりお肉を味わいたいですね。お値段も安めのメニューでしっかりと食べられます。