オルケア日記

新規参入が相次いでいますが…葬儀ビジネス

八ヶ岳でも葬儀ホールがあちこちに出来、ホールでの会葬が多くなりました。でも、多くは結構高い様です。

私も色々な方のご葬儀に関わる機会が多くあるのですが、今回出会った葬儀屋さんは面白い所でした。以前は違う所にお勤めで、そのときにお世話になった方だったのですが、高額な葬儀に疑問を抱いた方達で立ち上げた、新しい葬儀屋さんに転職されていました。（その方は、現場仕事がしたいとのことで転職されたそうですが）

甲府にある『きあら』（残念ながらホームページ無し）という葬儀屋さんですが、自宅葬や公民館、お寺の本堂をお借りしてのご葬儀が専門で、ホールは持っていません。なおかつ、非常に明朗な会計をモットーにしており、今回お世話になったご葬儀も随分とリーズナブルに感じました。

スタッフの皆さんは、長年葬儀業界にいらっしゃった方達で、ベテラン揃い。対応も親切で、判りやすい説明もしてくれて、何も判らない方でも安心ですし、形式にとらわれない、自由な形での葬儀もしてくれます。亡くなって、出来るだけ早いタイミングで火葬し、お別れだけ…といった事も迅速に対応してくれるそうです。（法律上、死亡確認から24時間は火葬できませんが）

葬儀屋さん業界は、新規参入も相次いでいるようですが、まだまだ都市部のみ。八ヶ岳では、なかなか真打ちが無かっただけに、非常にありがたい葬儀屋さんと巡り会いました。

ちょっとブラックな話題ですが、人には必ず死があるもの。こういった業界でもお薦めが合って良いかと思って、今日の話題にしてみました。

ナショナルアトラスWEB版が試験公開中

小学校の4年生になると地図帳が配られ、一日中眺めていた方の私なんですが、この『ナショナルアトラスWEB版』も楽しいです。

いわゆる『日本国勢地図』なんですが、鉱工業生産の分布や、土地利用、様々な人口等々が伺える多彩なデータが掲載されています。国土地理院の地図データベースは、本当に充実度が高くて楽しいですよ。私も、標高データを取得するのには『うおっちず』は欠かせないアイテムです。25000分の1地図が日本全国何処でも見ることが出来ます。

Google Map の大泉付近の進化

なんだか、既にSFの世界に入りつつある充実度を持っているGoogleMAPですが、大泉付近の地図情報も凄い事になってきました。住宅地図並みの精度になってきています。まだ、オルケア事務所を境に県道28号の西側は昔のままですが、甲斐大泉駅付近から東側は建物の形状まで判るようになりました。

さらに、地番検索がかなりの確率で出来る様になってきました。残念ながらオルケア事務所の8240-1757は正確には出てくれないのですが、他の物件を幾つか入れたところ70%位はほぼ正確に場所が示されます。これは驚きの機能ではないでしょうか。8240番台は、ものすごい広範囲で、時系列順に番号を振っている関係上、場所関係が目茶苦茶なので、探すのに一苦労していましたが、多くの確率で開放されそうです。

実は同様の検索機能は携帯などの『いつもNAVI』も持っています。携帯検索時は、とても便利です。

海外からの個人輸入が熱いです

クリスマスプレゼントの手配にそろそろ走る今日この頃。

子供のために、何を買おうかと思案する物の、トイザらス（甲府と塩尻が最寄り）に行っても、創造性の高い物って殆どありません。

八ヶ岳付近には、小淵沢の『イカロス』や、松本の『ぴあの』あたりには、とても遊び心をくすぐる、素敵な玩具が沢山あります。でも、ちょっと手が出しにくいほど高いのが現実。円高は？？と勘ぐる物の、回転率の悪い商品ばかりで、まだまだ高かった頃の商品が出回っているのだと思います。

ならば、海外から…これが今非常に熱いです。リスクはありますが、大手さんならばDHL等での発送に対応してくれます。重くてかさばらない物であれば、利用価値は大きいと思います。何たって円高メリットを直撃で受けることが出来ますし、国内では入手が難しい商品もすぐにあったりします。

我が家も、娘のためにドイツのシュライヒ社のお人形を海外から買おうと思っています。妖精物などは、人気で常時品切れ状態の物も多く、海外から取り寄せた方が早い。しかも、国内価格の50～60%で買えます。大手だと、息子のアイテムも一緒に揃えられそうなので、送料分は十分にカバーできます。インターネットで、こういった買い物も、バイリンガルでなくても出来る時代になって、便利になりました。

豪華弁当 スーパーひまわり

先日は、豪華ちらし寿司をご紹介しましたが、『ひまわり』のお弁当は止まるところを知らないようです。

殆ど知られていませんが、『ひまわり』では、金額に応じて仕出し屋さんの様にお弁当を造ってくれます。それこそ、500円ぐらいから、5000円の豪華弁当までＯＫ。豪華版になると、素晴らしいお刺身が別に付いてきます。しっかりと宴席に耐えられる内容になります。

1000から1500円が一番ボリュームゾーンでしょうか。金額に比して、驚くほど内容が多彩で、豪華です。お味も外れが無く、美味しいですよ。

仕出し屋さんの少ないこのエリアでは、非常に貴重な存在です。オルケアでは、上棟のお弁当など、いつも『ひまわり』にお願いしています。

バスマット改革 （気持ち大袈裟です）

いろんな素材が登場する昨今ですが、バスマットにもその波が来たようです。我が家でも、私を筆頭にバスマットはすぐびちゃびちゃになってしまいます。（表面積が大きいから仕方ない…と無茶苦茶な理論を振りまいています）お行儀の悪さがばれてしまいます。

そんなバスマットですが、随分と良くなった製品が出回っている様です。

スーパードライバスマット！SUSU バスマット Lサイズ（50×80） 価格：1,938円（税込、送料別）

お掃除用品などで有名な山崎産業さんの製品ですが、マイクロファイバーを使った製品になっており、独特の肌触りだけでなく、機能性にも非常に優れた物になっています。（レビュー記事あり）冬場、誰かが濡らしたバスマットは堪えます。それが、殆ど無い製品だけに、嬉しいです。お値段も手頃なので、助かります。

【送料390円】soil（ソイル）Bathmat（バスマット） 価格：5,250円（税込、送料別）

なんだか、こんな物も出ていました。こちらは珪藻土の性質を生かした製品で、異常なほど乾きが早いらしい。埃っぽいのがお嫌いな方へはぴったりかも。

バスマットも色々な時代ですね。

 

 

Wineを使った料理 その一 鶏の赤ワイン煮

先日のオルケアラウンジで、とてもご好評いただいた『コッコ オ ヴァン』（鶏のワイン煮）の作り方。

鶏はモモが良いと思います。家庭では１回の調理で２～３枚分が適当かと。別に高い物を揃えることは不要です。パーティー時には、分量を倍にして考えてください。

このほかには、鶏と同じくらいの重さのタマネギ。トマトのダイスカット缶 １缶（ワイン一本に一缶目安。ホールでも大丈夫ですが、つぶした方が美味い）。塩と胡椒（ほそびきのラーメン用でなくて、中粗挽きが良いでしょう）。好みでローリエや乾燥バジルやオレガノなども悪くないです。ワインは適当な物１本程度。（Ｊマートに手頃な箱ワイン登場しました。安くてお薦め。黒い箱のヤツがgood）

タマネギはサイコロ切りでＯＫ（粗々みじん切り）。

まずは鶏にしっかり目に塩・胡椒を。基本的に味付けはここで決まるといっても過言では無いので、しっかり目に行きましょう。

フライパンを中火で熱し、鶏を焼き目が付くまで焼きます。裏表とも。結構、脂が出ると思いますが、気にせず、そのまま焼くべし。特に皮の方は、パリッと行くまで焼いちゃいます。

鶏は、煮込み用の深めフライパンか、鍋に取り出し、脂の残った所へタマネギを投入。炒めます。軽く塩をして１５分ぐらい炒めると、良い具合に茶色になります。そうしたら、鶏を出しておいた鍋にドサッと入れましょう。トマト缶もここで投入。

ひたひたになるまでワインを注ぎ込み、中火で一気に煮込みます。フタも、落としぶたもナシ。30分～40分も煮込めば、汁気も半分以下になっていると思います。味を見て、薄ければ、醤油で調整も悪くありません。

以上。簡単です。一時間有れば出来ちゃいます。パパの株が上がります。これに、美味しいパンとワインが有れば文句無し。この煮込まれたワインに、パンを浸しながら食べると止まりませんです。子供達には、鶏肉をほぐし、ソースと絡めたのをパンに挟んで食べると止まりません。ボージョレーの解禁には、ボージョレーで煮込んだ鶏とヌーボーで乾杯!!良いものです。

西新宿 吉本の芸術的なカワハギの造り…

ほんの20分ほど寄っただけでしたが…メニューにカワハギが出ていて、つい頼んでしまいました。

出るのに時間かかるなぁ…と思っていましたが、余りの芸術的な薄造りと、たっぷりの肝。もう溜まりませんなぁ。カワハギの歯ごたえを残しながら、この薄さは職人技です。しかも、ひき残して極薄の部分を造っています。もう、フグなんて銅だっていいと思える出来です。

キノコの煮浸しも絶品でした。松茸も効いていて、秋の滋味を満喫できる逸品。

西新宿の界隈に、こんなにレベルの高いお店が有ること自体が幸せです。バス出張が楽しみになります。西新宿の郵便局すぐ近く、『吉本』。居酒屋と言うには、言葉が憚られるレベルです。立派な割烹です。

顎関節症で口が開かないのにも関わらず、エネルギーをしっかり戴いた気分になりました。

 

断熱材は入れれば良いって物ではありません

断熱材が足りない話は昨日でした。今日は断熱材は厚く入っていれば良いって物では無い話。

先日、リフォームで伺った建物。バブルの頃に建てられた建物ですが、断熱材は殆ど硬化してしまい、ただの板になっていました。これでは、効き目無しです。

なぜ硬化したのか…。結露です。壁内で発生した結露が、綿状の断熱材の中に入り込み断熱材を変質させてしまっていたのです。

結露がなぜ起こるのか。実は通気の問題ではありません。逆に、綿状の断熱材部分に部屋の暖気が入り込まないように、しっかりと気密を確保していないから起こるのです。綿状の断熱材部分に暖かい空気が入り込み、外壁に面した冷たい外壁面で大量に結露が発生。その結露を綿状の断熱材が吸うのです。

実は、八ヶ岳において、綿状の断熱材に暖気が入り込まないような施工を実施しているのは、見かけることが殆どありません。そのような意識の無いままに、施工されている物件が殆どです。

八ヶ岳ではそんな、北海道のような施工は不要ですよ…という意見もあるようですが、遙かに標高が低い大泉のアメダスの平均値を見てみると驚きます。北海道の札幌並に、冬の最低気温は下がります。冬の最高気温は札幌より数度高い。これは、一日の温度差が非常に激しい事を示しています。これは、結露が発生しやすくなると言うことです。ですから、北海道以上に気をつけなくてはなりません。

オルケアでは、以前よりそのような事象に対し研究を重ねています。かつてから、結露の心配のない施工方法を実施していますので、大丈夫です。無闇に厚くなることなく、性能を最大に発揮し、結露が発生しないようにしています。

そうそう、綿状の断熱材は、つぶしてしまうことで驚異的な性能低下が起こることも余り知られていません。メーカーのホームページには正しい施工法が出ていますが、そのようなやり方をしているのを見ることは殆どありません。袋入りグラスウールの取付方法自体が間違っている事が殆どです。

建築では、殆どの事で言えることですが、適材適所。扱い方を間違えれば、大きな事故につながります。見えない部分だけに怖い所です。ただ、入れれば良いって物ではありません。適切な施工方法で、精度高く施工する事が非常に重要な部分となっています。

断熱材争奪戦…

世間はエコポイント大旋風が吹きまくっています。

そんななか、建材業界では断熱材が足りなくて大弱りのようです。これは、由々しきことです。なんだか、断熱材が入らなくて工事が遅れているという物件もあるそうです。（オルケアではそのような事はありません）

なぜ、そのような事になるのか？理由が有るようです。エコポイントを取るために、大量に断熱材を使用する様です。これは、次世代省エネをクリアするために、今までの断熱材では性能が足りないと言うこともありますし、もう一つ大きな問題が有るのです。

日本全国の多くの工務店や設計士さんは、熱損計算という物が出来ません。これは、今までの建築業界では無かった計算であり、不必要だったから…ということもあります。また、結構面倒なんです。オルケアは、室蘭工大が開発したプログラムを用いて正確に計算が出来る様にしています。

この熱損計算が出来ない場合どうするか…仕様規定という物があり、これだけの厚みを入れていれば、次世代省エネ基準を満たした事にします…という規定が有ります。これは、かなり余分を見た物となっており、かなりの量の断熱材を入れなくてはクリアできません。これが多いので、断熱材が足りなくなっている様です。

今まで余りに使わなすぎた所が、大量に使い始めてこの様な事態を引き起こしているようです。

オルケアでは最初から、熱量計算を行い、十分な断熱を確保してきていますので、以前と変わらぬ施工で進めています。（年々、スペックと工法を確認し、改善はしています）

断熱材の一番重要なのは、量より施工であることは、余り知られていません。これは、また明日。