オルケア日記

今年は桜が短い!!

待ちに待った桜の開花でしたが、ほんの３～４日で散ってしまう感じです。まぁ、樹の方も待たされて、花がでたら、直ぐに葉っぱも出ちゃって…と言うところなのでしょうか。それにしても、余りに寂しい短さのように思います。私の大好きな谷戸城や泉小学校付近などは、咲いているのを見るまでもなく葉桜に…一瞬でしたね。

毎年遅い桜の『いぼみずさん』の大桜が開いてきました。（いずみ自動車下、マロンさん入口です）ここは、咲くと見応えがあります。連休後半には見頃かも。私は、ここの桜には神様がいるような気がしてなりません。宿り木も多くついていますし、雰囲気が…。子供の送り迎えの度に、頭上に大きく張り出している桜をくぐります。なんだか、お祓いを受けているようで、ありがたく通らせてもらっています。

現在、桜はもう終わりかけで、山桜の季節に入って来ました。これからは野辺山のコナシなどの白花系が楽しみな季節です。若葉萌ゆるこの時期、可憐な白花とのコントラストは何とも言えず好きな風景です。

また、お花の情報が出てきたら、順次お知らせさせて戴きます。（野辺山のコナシ祭りは今年6月10日の日曜日開催だそうです）

北杜市での小規模水力発電進んでいます。

高根町を南北に縦断する農業用水で、工事しているな、折角の堰をコンクリで直すのか…と思っていたら、水力発電所を作っていたんですね。丸紅の子会社が3カ所で小規模水力発電所を建設し、この4月1日から本格稼働し始めたようです。

新聞記事にもありましたが、3カ所で650kwhの出力のようで、おおよそ1000世帯分の電力を賄うと言うところでしょうか。北杜市が運営する『クリーンでんでん』という発電所も数年前から稼働しており、こちらを加算すると970kwhの発電量になります。ざっと1500世帯分でしょうか。北杜市内の約10%の電力が、水力から得ている事になります。

太陽光発電が脚光を浴びていますが、北杜市の場合は水力発電がもっと増えても良いと思います。まだまだ活用されていない水路はたくさんありますし、勾配としても十分に行けそうな立地がたくさんあります。北杜市としても、安定した収入につながると思うのですが…もし、市内の一般家庭の消費電力に相当する電力を水力だけで賄える様な形になれば、本当の環境創造都市として、脚光を浴びると思うのですが…

幸いなことに、八ヶ岳から湧き出る湧水は量的にも安定しており、発電にはもってこいではないかと思っています。まだまだ特殊技術の一つで、水力発電所の建設というのが簡単にできない様ですが、もっとユニット化されて普及して欲しいと思います。

オルケアも現在、太陽光発電が設備投資負担をどこまで軽減しながら設置が出来るか、誠意研究中です。メリットのある線が出てきたら、ご紹介していきたいと思っていますし、実験的な建物でメリットを実証していこうと思います。オルケアの場合は、ヒートポンプ暖房で電気式の『創エネ』暖房システムを採用している関係上、通常の建物よりメリットを出しやすいと思われます。（蓄暖でも十分に行けそうです）ただ、太陽光発電は42円/kwhという、破格の買い取り価格があるから出来る話であって、今後はどうなるかが心配です。オルケアでは、この買い取り価格が保障される10年で、いかに投資回収が出来るかを算出中です。近日中には、記事に出来ると思います。

 

色々な装置に頼る前に原点回帰が必要では？？

原発事故で、あれだけ当たり前になっていた『オール電化』が、一気に吹き飛んでしまいました。一言で、オール電化と言っても様々で、エネルギー浪費のオール電化も多々見受けられるのも事実です。

一方で、ここ最近脚光を浴びているのが、太陽光利用です。私も太陽熱に関しては、きわめて効率の高い物が多く、お奨めの方法です。日本で機運が高まっている太陽光発電は、効率が13%前後にとどまっており、まだまだ技術的には発展すると思います。太陽熱利用は、効率は60%以上あって、非常に効率が高いです。そういった面では、もっと脚光を浴びても良さそうですが、どうも日本ではここまでの高効率機器が発達しません。

オルケアでは、様々な工法や装置に関して、研究をしていますので、色々な方法で効率よく、自然エネルギーを活用する方法を持っています。

でも、その前に考えて戴きたいのが、建物の運用にかかるエネルギーを最小限にすること。最小のエネルギーであれば、自然エネルギーを活用する装置も簡単に済みます。これは、建物自体の気密・断熱を限界まで確保する事が重要です。

多くのスマートハウスとうたっている建物では、色々な大がかりな装置（太陽光発電や太陽熱活用装置）を投入し、見かけ上の差引で、ゼロエネルギーとしている物ばかりです。

最近、試算して驚いたのは、オルケアの建物は断熱気密の性能を追求しているので、最小限のエネルギーで快適に暮らして戴けます。その為、思いの外小さな発電パネルでゼロエネルギーの実現や、太陽光発電の設置コストを売電で賄うことが出来るようです。

大がかりな太陽熱装置が人気らしいですが、そのような大がかりな物でなくても、効率が高く、性能の高い物も出ています。今度は、太陽熱装置で無暖房に近い建物が出来ないか、研究を進めています。冬の晴天率の高い、八ヶ岳南麓では、活用しない手はありませんから。

太陽熱パネルは、非常に効率が高く、畳1枚より小さなパネルで1000wのストーブクラスの熱を供給してくれます。制御は、パネル内の太陽光発電パネルで自立運転しますので、面倒な電気工事等一切不要です。リフォームでの取付も出来る物ですので、冬場の室温改善にも役立つでしょう。

色々装置に目が走りやすい日本人ですが、ここは一つ原点回帰で、しっかりと検討して戴きたいと思います。

ハム日和さんのパテにコンプレ堂のバケット。

至福の組合せです。コンプレ堂のバケットは、乾いた小麦の香りが心地よい煙のように広がるだけで、他に変な香りなどが無く、皮も薄目で、パテの付け合わせには最高なんですなぁ…もう、ワインが止まりません。

私にとっては良い思い出が少ないのですが、本当にワインをテイスティングするときには、コンプレ堂さんの様なバケットが最高なんですね。でも昨今、こんなピュアなバケットはなかなか無いんですね…

八ヶ岳では、かなり皮がしっかりしたバケットが多かったので、繊細なパテとの相性が難しかったのですが、その心配は無くなりました。

サワーライ麦系では、小淵沢のセルクルさんがダントツ。チーズにはセルクルさんが抜群でしょう。

少し甘い系統のパンはインノさんでしょうか。デニッシュは絶品ですね。

そしてなんと言っても、フランスパン系はコンプレ堂です。

美味しいパンに合わせる物も、『ハム日和』さんのハム・ソーセージにパテ。『nicomi831』さんの滋味満載のスープ。『小淵沢チーズ研究所』のチーズ。『スーパーひまわり』さんのお手頃ワインに新鮮な海鮮。選択に悩んでしまいます。