オルケア日記

夏の奥志賀

八ヶ岳から一番近く、自然が色濃く残る一帯だと思います。道中のドライブも雄大な自然風景が多く、楽しみが尽きません。そんな、奥志賀に夏の一時を逃避するのも良いなぁ…と思います。

どんなに風景が良くとも、素敵な場所であっても、泊まるところが力不足ではどうにもなりません。日本のリゾート地はそんなところが多すぎます。スキー場だって、スキーに行かなくなるのはその辺が大きいですよね。学食以下の内容で、ファミレスの倍以上の価格ですからね…。

奥志賀には、国内でもトップクラスのリゾートホテル『グランフェニックス』があり、ここだけでも行く価値が有るように思います。大きくなく、確か全29室（27室でしたっけ）。雰囲気のあるレストランに、清潔感とビューの良い大浴場＆静かなリラクゼーションルームもあり、落ち着きと上質な空間が見事に成立したリゾートホテルです。

ヨーロッパより7名のマイスターを招聘し建築された建物は、豪華ではなく、自然の素材を生かした内容。でも、ヨーロッパで培われたセンスでしょうね。見事なバランスを保っています。室内の家具なども、スタンダートからスイートまで同じ材での、同じテイスト。スイートのリビングにおいてある三本足のテーブルはちょっと危険が一杯なのはご愛敬。

私は、スタンダートツインが一番良いと思っています。トリプルにするためのスペースが、心地よいソファー席になっていて、部屋での思索には最高の特等席。

あと、特筆物がラウンジです。腕の良いバーテンダーと、すばらしい暖炉。大きすぎる程のガラスの向こうには野生動物が…。ここの2階には、宿泊者専用の読書スペースもあり、落ち着いた環境での時間が過ごせます。

そんな、すばらしいお宿で、ゆっくりと連泊できるように…というプランも沢山出ています。夏のバーベキューも毎度定評有るところです。ちょっと、静かに。ちょっと、贅沢に。本当のリゾートがここに有るように思います。

お値段も非常にリーズナブルだと思いますので、是非一度お出かけになってみてはいかがでしょうか。

奥志賀へは、夏場ならば山田牧場を抜けて上がってくる道路もあります。すばらしいロケーションを通り抜けて、志賀高原へ入ってこれます。須坂IC～小布施経由で上がってくるルートです。道中には、秘境の温泉も多くあります。

奥志賀より、ちょっと足を伸ばして、秋山郷へ行ってみるのも良いでしょう。70kmに渡る林道（全舗装です）で、以前は有料だったのが、現在は無料化。道中は民家はおろか、自販機も一切無い山奥の秘境を走る貴重な道路です。すばらしい自然の中を走るのは、何よりの気分転換。秋山郷は、日本の秘境を色濃く残していて、郷愁すら感じる風景です。

八ヶ岳から、高速で一直線なら二時間。本州の秘境で骨休めも良いのではないでしょうか。もしかしたら、夏場は小澤征爾さんがいらっしゃるかも。（別荘が直ぐご近所です）

長野県 大鹿村というところ。

長野県の南部、中央道 松川ICから南アルプスの方へ向かうこと小一時間。そんな不便な場所に大鹿村という秘境があります。私が始めてお邪魔したときは、ダム湖沿いの県道が土砂崩れで通行止め…えらく狭い道をダンプカーとの離合に苦労しながら1時間以上かかって辿り着いた記憶があります。（400mぐらいバックしたのは、これが最初で最後だったでしょうか）

でも、そんな秘境でも、魅力いっぱいなのです。ここは、塩がわき出る不思議な温泉。山梨にも実は須玉のみずがき湖のほとりにある『ヨシャーの泉』も塩がとれたとか…。大鹿の温泉は１リッターから3gもとれるそうで、ほぼ海水と同じ物が湧いていることになりますね。そんな不思議ないで湯がある村です。もちろん採取されたミネラル豊富な塩も手に入ります。それにしても、半端では無い濃度の塩水が出てくるとは不思議ですね。

大鹿村ではお豆腐も有名。大豆がとびきり美味しいようで、これも大鹿への楽しみの一つです。通販も有るようですが、美味しんぼの初っぱなで『豆腐とワインには旅をさせるな』との台詞があるように、翌日の豆腐をいただくのはもったいないし、本来の風味を食べることが出来ません。やはり現地で食べるのが一番です。

さらに、大鹿村ではスイスの酪農を実践している方がいらっしゃいます。この方がまた、真摯な方でスイスの山羊のチーズを作りたい一心で、頑張っておられます。宿泊施設も始められて、格別のチーズフォンデュも名物らしいです。（泊まったことが無く…）アルプカーゼと言うチーズ工房で、すばらしいグリュイエールと山羊のチーズを作っておられます。ここのを食べてしまうと、どんな高級な輸入品も物足りないほど。実は、ここのオーナー小林さんは、大泉の日野水牧場の先代のお弟子さんだったらしいです。頼めば発送していただけるようですが、是非一度は現地を見ていただきたいロケーションです。ものすごい急斜面に牛が放たれていて、お店も大丈夫か？と思う位の斜面に位置しています。

最後に、大鹿村で外せないのが宿『右馬允』（うまのじょう）。大正時代の築のようですが、古い建物をそのまま使っています。地元食材を使ったお食事よし、風情よし。タイムスリップ出来ます。また、秋のキノコシーズンは宿泊料金が変動し、その時期の最高のキノコ（松茸も含め）が出てきます。これも常連さんたちには名物です。

秘境の魅力いっぱいの大鹿村。八ヶ岳からは手頃なドライブコースです。諏訪より杖突峠経由、パワースポットとして有名な長谷村を抜け、大鹿へ至る山中縦断コースもあります。お好きな方はどうぞ。

ちょっと気になった旅番組ネタですが…

行ってきたわけでは無いのですが、ちょっと気になったというか、良さそうだったので…。

TV東京の『いい旅 夢気分』という長寿番組がありますが、この初夏のスペシャルで紹介されていた恵那地方の部分。恵那から、超ローカル私鉄が有ることすら知らなかったのですが、この地方は完璧にエアポケットとなっていて、私の視野に全く無かった地方です。中津川や恵那あたりは通り道でもあり、よく知っているのですが、今回行っていた『岩村』という所は知りませんでした。

中山道の、観光バスがどやどやと来る旅籠街とは違い、落ち着いた風情の中、町並みが残されているようです。昔は、豊かな街だったんでしょうね。この、『岩村』にカステラの原型のようなお菓子が今でも残っているようです。江戸時代からその焼き方を踏襲している『松浦軒本店』はそのクラシカルなカステラが有名らしい。（これも知らなかった）なかなか美味しそうです。町内には、のれん分け？のもう一店があって『松浦軒本舗』というお店もあり、こちらも同じようなカステラを焼いているようです。（明治時代に分かれた様です）これだけでも、ちょっと行ってみたくなります。

他にも、風情の残る日本酒の醸造元や蕎麦の店なども有るようで、ふらりと日帰りで行ってみたくなりました。明智鉄道にも乗ってみたい様な…。

岐阜県側の探索というのは、私自身十分では無いのです。日帰りには、慌ただしい距離だし、泊まると言っても海鮮マニアの私には、山の幸で…というのは泊まる理由になりにくい事情もあります。そんな中、今回は『長多喜』という宿が紹介されていました。地元では、定番の有名どころらしいですが、なかなか徹底していて、1万坪の敷地に江戸時代からの古民家を配置した旅館らしいです。なかなか、こういった旅館は少なく、希少ではないでしょうか。

ここからだと、下呂温泉に近い『志むら』さんもあって、グルメは溜まりませんです。一泊二日で、岩村を探索し、長多喜さんに泊まり、翌日は志むらさんで美味しい物を頂いて帰る…至福の旅行になりそうです。

いやはや、早いところ時間を作って行ってみようと思います。（泊まりは無理ですが）

ご当地グルメ 京都 お土産編

なんだか広島でのちょっとした物情報がえらく反響あったので、今回は京都編です。ちょっとしたお土産にどうぞ。

・林万昌堂　の甘栗。小粒で美味い。これと肩を並べる甘栗は山口県周南市（旧徳山市）の天津閣ぐらいかな。京都駅地下にも出店あります。本店は大丸の斜め向かい、四条通沿い。新京極の商店街入り口近くです。

・原了郭　の香煎。お茶の代わりにお湯に入れて飲む、京都ならではの飲み物。ほどよい塩味と色々な香りが繊細で美味い。小さいのでお土産に便利。

・永楽屋　一口椎茸があまりに有名ですが、ぼくはここの【ぶぶづけ】の素が好き。お茶漬けの素ですね。四条河原町の交差点にあるので直ぐ解ります。様々な珍味も多く、買いに行って楽しいお店です。私は、その直ぐ近くの志る幸へ良く行くので、そのときに立ち寄ります。

・有次　錦市場にある厨房用品店。刃物が有名。打ち物の鍋も良い物が並んでいます。小物から、本格的な物まで良いものがほしいときに…。私はここで買ったおろし金が最高。切れ味良く、大根おろしも汁がほとんど出てこず、口に入れたときのジュワッとした感覚が堪りません。

・上賀茂神社の前の焼き餅　二店ああって、それぞれのファンがいるので、両方をご紹介。僕は北側の方が好み。その日に食べないと堅くなるので、お土産には不向き？でも格別の旨さですよ。全国に似た焼き餅は天満様などにありますが、さすがは京都です。

・梅園　のみたらし団子。ちっちゃくて、これが団子の値段？と思うときもあるけど、ここの味に戻ってきます。たれの旨さも、団子の上品さも格別。色々、京都の団子はあれど、ここに戻ってくる感じです。

・かわみち屋　の蕎麦ぼうろ。あまりに有名すぎですね。

・とり市　の京名産品の数々。ここのは間違いない。必ずや、良いものに行き当たる店です。松茸の元締めで有名ですが、色々な名産品も扱っており、一流の物が揃います。買う物に困ったらここで相談してみると良いかも。本能寺の直ぐ近く。

まだまだありますが、また機会を見つけてご紹介します。折角ならば、ありきたりの物でなく、みんなが喜ぶ美味しい物を買って帰りましょうね。

日本で一番美味く肉を食べさせてくれるホテル

世間には色々な飲食店や、ホテルがありますが、ここのロティスリーは私が知る限りでは肉の旨味を知り尽くしたベストな状態を堪能できると思います。お肉好きには必見のホテルです。

と、いいましても場所は九州のど真ん中。久住高原にあります。（こりゃ遠い!!）東京からだと、熊本まで飛行機で飛び、レンタカーで1時間半から2時間といったところでしょうか。もしくは、福岡空港から博多駅へ地下鉄で回り、博多駅から豪華リゾート特急で有名な『ゆふいんの森』で湯布院へ向かい、ここから無料の送迎バスを使うか…。そんな凄い場所にあるのが『レゾネイトくじゅう』というホテルです。ここの『メテオ』というレストランは、見事なグリルがあり、最適な大きさ（400～1000グラムほどの巨大サイズ）で焼かれる豊後牛は半端では無い旨さ。

神戸と東京には、たぶん日本最高価格でのステーキを食べさせる有名店がありますが、私はメテオの方が美味いと思っています。

豊後牛は肉の脂が大変に軽く、いくらでも食べられるのが特徴です。その最上級の肉を小分けでなく、最適な大きさで焼き、切り分けて出してくれます。私は、ここに納入しているお肉屋さんの紹介でお邪魔しましたが、驚愕の旨さに驚いて、ずいぶんと追加でお肉をいただき、ワインをしこたま飲んで堪能した思い出があります。お肉好きには外せないホテルだと思います。

こんの遠くて行けないよ!!という方は、ご近所では『吉泉』もありますし、ちょっとドライブして食べようという方には、飛騨・高山市内には牧場直営の『山武商店』がいいでしょう。肉屋さんで色々選んで、その価格＋席料450円ぐらいのプラスで食べられるのが良いのと、肉質がなかなか良いです。私は、最近飛騨牛が重く感じて、がつがつ行けなくなってきましたので、ご無沙汰ですが…。八ヶ岳から高山まで2時間半～3時間ほど。岐阜県内に入ってからは大変に走りよい道ですから、松本ICから安房峠までが、山場でしょうか。でも、高山市内は見所も多く、古川に足を伸ばしても良いのではないでしょうか。日帰りのドライブには良い場所です。

健康志向の中、ちょっと御馳走な話題で失礼いたしました。

日常生活の変化が近づいています。Co2排出低減策。

洞爺湖サミットでは大きくCo2排出について、日本は大花火を打ち上げるようですね。住宅業界からも積水さんが施工で『ゼロエミッションハウス』を建てるとか…。まだ現実的ではない素材も盛り込んだ凄い内容のようですけど。大変に興味があります。NEDOが技術的に主導権を握っているようですが、北海道の北方建築総合研究所やなどの支援も必要では無かろうかと思います。折角の国家プロジェクトだけに、多くの英知を集結して、隙のない建築を企画してほしい物です。

日本のCo2排出の低減策を考察すると、産業関連では想像以上にすでに対策が始まり、効果を出し始めているようです。全く持って進んでいないのが民生関係と運輸関連のようで、ここに大きくメスを入れる機会になるのが洞爺湖サミットのようです。

この二つの分野にメスを入れるとなると、普段の生活に大きく影響が出る分野です。身近な部分で大きな変化が出てくると思います。

そんな第一弾で出ているのが照明器具の変革。白熱球を止め、蛍光灯型電球へ移行させるという話です。ここからくるか!!!と思う変化球でした。確かに、日本の半分はあまり断熱に関しては考えなくても良いかもしれないので、手っ取り早く低エネルギー化を大きく進めることのできるところです。調光ができなくなる、色目がまだまだ白い…などの弊害もありますが、ここは大きく改善されることを期待しましょう。

八ヶ岳では、何よりも暖房です。一般生活の中での消費エネルギーの半分以上が暖房エネルギーです。これを少なくして行かなくては、Co2の大きな削減には結びつきません。八ヶ岳では未だに、冬場の室温を20度に保とうとすると年間に2000L以上の灯油を消費する家が新築で多く建てられています。オルケアの建物は、室温20度では寒いので22度設定でも200L以下で生活できる建物が実現しています。実に1/10以下です。当然、Co2の排出も大幅に減らすことができます。断熱に使用する石油はドラム缶２本程度。わずか一年で、大きく元を取るどころか、初年度から1/5以上の低減に貢献します。

絶対的なエネルギーをできるだけ少なくして生活するというのが第一だと思います。オルケアは最新の技術情報と、徹底した検証・考察の上で様々なご提案をご用意しています。どうぞ、お待ちしております。

京都で外せないお店

旅行でも行かれることの多い京都ですが、これまた良いお店が沢山あって悩んでしまう街ですよね。私は段々固まってきてしまっていて、そろそろ開拓を始めなくてはならないなぁ…と思うこの頃です。

私は元々が京都の人間ですので、ガイドに出てこないお店などにも良く行きます。でも、安心して美味しい物を食べたいときは、皆さんのよく知っているお店で食べることが多かったり…そんな中でも外せないお店がいくつかあります。

『志る幸』四条河原町交差点のすぐ北の路地を東に入った奥に小さくたたずむお店。ガイドにも出ている有名店です。ガイドには利休弁当と汁物が出ていますが、ここの真骨頂は色々な単品料理の数々。一流料亭のスタッフ達も食べに来るココの単品料理は、非常にレベルが高く、かつお値段は手頃。一度お試し下さい。可愛らしい若女将も良い感じです。

『スタンド』京極の商店街の中にある食堂。でも名前の通り、スタンドとしても利用価値大。中華から和食系まで何でもある。エプロン姿のおばちゃん達の元気なこと。昭和四年建築そのままの内装も良し。大衆食堂なので安い。

『よしみ』京都ホテルのすぐ近くにある居酒屋。非常に京都らしい居酒屋です。客層も良く、落ち着いて飲める。今からの時期、ハモの雑炊などは逸品。

『林万昌堂』京極の商店街入口、大丸のすぐ近くにある甘栗屋。小粒で美味しい。京都駅の地下にも出店有り。

『松鮨』大丸の裏手にある寿司店。池波正太郎が愛したお店のひとつ。東京の高級店ほどではないにしても、ちょっと高く感じるときもあります。でも、味への追求は毎度脱帽の域。

『いづう』祇園の繁華街のなかにある、鯖鮨が有名なお店。京都に来たら、ここの本店でちらし寿司ですね!!鯖鮨はお土産にしましょう。二日目以降の方が馴染んで美味しいですから。

『有次』錦の市場内にある打ち物屋さん。ココの刃物は最高です。作り手の想いが伝わる道具の数々が手に入ります。先代が最後に打った柳刃を私がお世話になった板長が持っていましたが、これぞ名刀…という逸品でした。ここの果物ナイフは使いよく万能です。

などなど、沢山の良いお店が満載です。来月も私は京都へ行かなくてはなりません。初夏の味で元気を充電しなくては…。

広島の飲食店 ガイドにないお店の数々

今回はジャンルにとらわれない色々な名店をご紹介。

・長崎堂のバターケーキ　長崎堂のバターケーキ。広島のお土産の定番です。モミジまんじゅうは宮島に渡ってミヤトヨに行かないと始まらないので、長崎堂のバターケーキで決まり。

・リヨン　古い洋食店です。流川側の新天地公園、コンビニの横を中央通りに抜ける路地の真ん中にあり。一階はカウンター席で、パワーランチなどもあり。ここはコースも良いけど、カウンターで好きな物を食べたいですね。広島では古くからグルメに愛され続ける名店です。

・ポルトルージュ　これも広島では屈指の古いお店。ドイツ帰りのママ（数年前に亡くなりました）が始めたお店で、娘のように可愛がったキクちゃんが今のお店を引き継いでいます。新天地にあるヤマダ電機の向かいに赤い扉があるので、思い切って入ってみましょう。コンパクトな厨房を囲むように円形のカウンターのみ。旨いハンバーグ、タンシチュウ、ハヤシライス。冬場は牡蠣の入ったホワイトソース。僕にとっては、お袋の味に等しいお店です。

・よがんす　焼き鳥のお店。流川側の新天地公園沿い。安く、真っ当な焼き鳥を出してくれます。毎日、朝から串打ちをした焼き鳥は美味しい。ビール好きのオーナーですから、ビールも旨い。何しろ安くていい。

・ピッツア リーヴァ　これはガイドにも出てるか…超有名店ですが、本気でピザが旨い。横川駅方面の川沿いで気持ちの良いお店です。ナポリでも、かなりの高いレベルとして戦えるお店だと思います。

・花むら　天ぷらの名店。今は無き名料亭の【あまき】にいらっしゃった方のお店です。安くて旨い。隙のない本格的な高級店でありながら、価格は比較的お手頃です。

・吉鮨　平和通り沿い。三井ガーデンホテルの東。銀座の『きよ田』出身のご主人の握る寿司は紛れのない江戸前。軽めで1万円ぐらい。がっちり食べて2万円ぐらい。でも、東京じゃ倍はする内容。

・多津瀬　本通りの一本南の小径沿い。和菓子の名店。京都にはこれ以上のお店は有るけど、広島では随一の内容を持っているお店。今からの時期、ここの若鮎は外せない一品。

・ソニア　お好み焼き。都心で食べるならココ。お好み村の4階。女性がやっています。バランス良く、美味しい。夜の町では『八昌』ですね。お好み村なので、ちょっと高い。大葉の有無を訊かれると思うけど、是非入れて食べてみて下さい。

・とく一　平和公園からひたすら南へ走った吉島のスーパースパークの東。アパートの一階に小さな饂飩屋あり。香川の名店『山越』で鍛えられた本格的讃岐うどん。四国でもなかなか巡り会えないレベル。値段も讃岐流で安い。車じゃないと、ちょっと遠いか。

・吉長酒店　ワインならここ。水よりワインを飲んでいる量が多いと思われるオーナーが楽しくワインをセレクトしてくれる。お菓子など、良い物をセレクトして置いてある楽しいお店。舟入電停から2号線沿いを西へ100m程。

他にもあるけど、特徴的なお店を上げてみました。あ、宮島のミヤトヨのモミジまんじゅうは是非。他店とは違う美味さ。神社に行く前にあんこ抜きを頼んでおくと良いですよ。生地がおいしいので、あんこ抜きで10個ぐらい焼いてもらっておくと最高です。勿論、あんこ入りも美味しいです。昔ながらの手焼きに拘りを持つ唯一のお店です。

リクエストによっては、熊本・福岡・松山・神戸・京都等のご紹介可能かと思います。

広島での極上和食

八ヶ岳に来る前は広島に居ましたから、詳しいのです。案外と広島へ行かれる方が多いので、ここにまとめておこうと思います。折角広島へ行かれるならば、是非!!というお店をご紹介します。

・たこつぼ　天満屋デパートの裏側のアーケード街にあります。カウンターの割烹と申しましょうか、雰囲気は品の良い居酒屋か？でも、座っているお客様は皆さん上品な方ばかり。美味い物を食べ尽くした人が行くべきお店です。メニュー有りません。全て時価!!です。大体、しっかり飲んで食べて15000円/名の高級店です。でも、味は最高の部類です。一品一品が旨い。素晴らしいお店なのです。魚が食べたければ、お店の人に『なにか美味しいお魚』ありますか？と言えば、教えてくれます。そんな頼み方のお店です。

・阿津満　原爆ドームのすぐ近くにある日本料理店。大変研究熱心でレベルの高い料理を出す。当然だけど、カウンターと座敷では全く趣の異なる料理。料理が好きな方は必ずカウンターで!!お好みでしっかり食べて飲んで12000～15000円ぐらい。実は、ここのお弁当が旨い。仕事やホテルが近いなら頼んでおいて、新幹線で食べるのは最高の贅沢。2500円ぐらい～作ってくれます。夕方の新幹線か飛行機で戻るときは、これを頼んで、賀茂鶴ゴールドで一杯。堪りません。

・喜多丘　白島から大橋を渡って牛田に入ったところの交差点にあるマンションの地階にひっそりとある料亭。カウンターも僅かながらあります。京都でも十分太刀打ち出来る内容を持つ素晴らしい日本料理が楽しめます。コースはお座敷で10000円ぐらい。コストパフォーマンス高いお店です。落ち着いて食べたいときは特にお薦め。

広島を代表する三店をご紹介しました。大切な方のご接待にも、外すことは無いお店です。料理の質や客層、スタッフのレベルとも文句ないお店ですし、価格的にも妥当な所ばかりです。ただし、『たこつぼ』さんは席数が少なめですので、時に入れないこともあります。いずれのお店も電話予約をお薦めします。

たこつぼ…082-247-0101

阿津満…082-231-3504

喜多丘…082-227-6166

折角広島まで行ったら、是非一流の味を楽しんで下さい。Ｂ級はまた、後日…これも、なかなか東京などには無い、広島ならではの味をご紹介致します。

メチャお得。新幹線ですけど…

八ヶ岳には余り縁の無い話ですが、相当お得なのでご紹介。

JRツアーズという旅行代理店の企画商品なのですが、新幹線が大変お得に使えるという物があります。『ぷらっとこだま』というパックなのですが、安いですねぇ…時間はかかりますが、これのグリーン車パックは魅力です。

さらに…京都行きのプランはホテル付きで安い!!航空券ではよく見かける、どこからホテル代が…と言った感じのプランが目白押し。のぞみグリーン車往復＋グランヴィア京都で3万円を切るときもあるようで…。ハイアットリージェンシー・都ホテルでも設定があるようです。

こんなプランを見ちゃうと、ラックレート（ホテル正規レート）での価格＋普通運賃の価格的根拠は？？と思ってしまいますね。出張にも使えるプランも多く、重宝しそうな内容ばかりです。

残念ながら八ヶ岳からは利用の機会が限られますが、中部地区発のプラン設定も多く、岐阜羽島からの利用には使えそうです。熊本まででも、全日空ホテルや三井ガーデンホテル利用で3万円弱～。これは魅力です。

岐阜羽島駅は、駅前ロータリー周辺に駐車場が多く、一日600円ぐらいです。一泊二日でも1200円。しかもインドアで夜間は閉鎖（始発～終電まで営業）の駐車場もあり、安心です。高速道路の岐阜羽島インターからも5分ほどと近く、大変便利です。八ヶ岳からの利用価値大の駅になっています。

先日は、トランプ並みの切符に泣かされた新幹線でしたが、これは良いかも!!久しぶりのヒットです。次回からの旅行プランに影響大です。