オルケア日記

ちょっとしたワインと美味いピザと…

安くちょっとしたワインが揃っていて、石窯焼きの絶品ピザと言えば『バックシュトゥーベ』ですね。良いバランス、良い素材、そしてプロの安定した技。八ヶ岳ではダントツの内容を持っていると思います。

ワインが段々充実しており、オッと思うラベルも結構並ぶようになってきました。価格を控えめにしているのも、素晴らしい姿勢です。しっかりと腰があり、薫り立ちの良い、飲み頃のモンテプルチアーノ・ダブルッツォあたりで3000円ほどという手頃さです。勝手な想像なのですが、オーナーさんは結構飲んでいると思うのです。じゃないと、なかなかこの選択はないなぁ…と思う物ばかりです。

ワインに合うピザ以外のメニューも安定しています。4人ぐらい集まったときには是非鴨を。赤身の素晴らしく引き締まった、旨味十二分な鴨肉です。元々、素材には相当なこだわりを持っているお店だけに、素晴らしいフランスの鴨肉を入れています。二人で食べるにはもてあます量だと思いますので、4人ぐらいでどうぞ。

スモークサーモンのサラダも美味しくて、これまたスターターには良い感じです。サラッと白ワインかシャンパンで始めるには堪りません。

ピザは、今更書く事もないと思います。素晴らしい素材のトッピングの数々にしっかりした生地は何を頼んでも美味です。大泉にこの様なお店が有るという事は、本当にありがたい事であります。

清泉寮の新館レストランのランチバイキング

清泉寮の新館がopenして、早くも半年が過ぎようとしています。なかなか行く機会がないよ…という方に朗報です。10月まで、ランチバイキングを開催中です。大人2100円、子供1380円と比較的良心的な料金設定。メニューはイタリアン系が多いようです。（定番のカレーライスもあるようですよ）

ガラス張りのレストランからは、富士山や金峰山なども一望。お天気の良いときに行きましょう。毎日やっているわけではなく、週末をメインに平日も時々のようです。詳しくはホームページでチェック。

水曜日にやっている様なので、休みの日にでも行ってみようかな…と計画中です。

富士見町 『梅の木』

もう八ヶ岳エリアではしっかり老舗の部類にはいりますかしら…。富士見町役場より、八ヶ岳方面へまっすぐ上がること2kmぐらいでしょうか。道路の脇に目立たないビストロがあります。

基本はフレンチなのですが、洋食と言っても差し支えない気軽さと、安定した美味しさが持ち前で、気取らずに美味しい物が食べられます。ランチは1890円ほどで、前菜からデザートまで、結構なボリューム。地鶏を使ったメニューが人気となっています。

ワインが非常に良心的で、幅広いラインナップを持っているのも嬉しいところです。気軽に美味しいワインと美味しいお料理が楽しめる、数少ないレストランです。

大泉からはちょっと遠いのが残念ですが、レインボーライン～八ヶ岳アウトレット前～葛窪集落～富士見 境小学校～乙事～エコーラインで行くと、20分～30分。随分と道路事情が良くなりましたので、早くに行けるようになりました。

富士見には、このほかにイワシ定食などの海の幸が安くて美味い『磯五郎』や、美味しいハンバーグのお店として定評ある『かぶと』、定食やラーメンの美味しい『国界』など、意外に美味しいお店が多いです。たまには、足を伸ばしてみては如何でしょうか。

7月の三連休はハム日和のイベント有り

ハム日和さんでは、この三連休はイベント開催中。名物になってきた、絶品のサンドウィッチもやられるようです。

お買い求めになったハムやベーコンを、デッキで炭火焼きも出来る様ですよ。ぉお、ソーセージも外せませんね。

この三連休は、お天気も安定するようですから、のんびりデッキで美味しい物と美味しいビールやソーダで過ごしてみては如何でしょうか。

明野 暖炉料理 ターシャ

以前に一度行っていたんですが、まだまだ発展途上のお店かな…と思って公開を控えていました。お客様から、1000円ランチはなかなか…とのお話が出たので、再訪してみました。

場所は、明野総合支所からミサワワイナリーやハイジの村へ向かう途中の右手にあります。パーキングや、お店の周囲の整備はまだまだ進行中の状況ですので、雨の日などは汚れても構わない靴が良いでしょう。

今回は1000円のランチを行ってみました。200円upでコーヒーか紅茶付きに、800円upでオードブルからデザートまでのプチコースになるようです。（飲み物もグラスビールや、ワインまでOKらしい）

行ったときのランチは、200gハンバーグ（定番らしい）・ベーコンと蒸し鶏・カジキマグロのグリルの三種類がありました。スープとパンかライスのセットで1000円です。今回は、人数と好みが分かれ、総てのメニューを頼んでみました。

ハンバーグは、ボリューム満点。ジンジャーの風味が良い感じの味わい。牛肉感十二分の超粗挽きといった食感。焼き具合は良い感じですが、鉄板が熱すぎて、熱がどんどん入って行ってしまうのでレア加減で仕上げて貰っても…と言う所が勿体ない。

富士桜ポークのベーコンと蒸し鶏のプレートは、蒸し鶏に程良く暖炉の香りが入り、秀逸。

カジキマグロのグリルは、マグロ好きには堪らないと思いますが、肉を避ける人間には辛いチョイス。暖炉の香りを楽しみながら、海鮮となれば、フレッシュにこだわらなくても、他の物の方が、多くの方へのアピールになると思われます。

1000円ランチとしては、内容十分でお得な感じがします。200円でのコーヒー・紅茶はお好みで。僕ならば、近所のドゥ・ミール（ハイジの村裏手のフランス菓子屋さんでcafe併設）へ移動する方が良い感じです。

話題の生ハムもちょっと戴いてみました。これは面白いアイテムになりそうです。富士桜ポークでの生ハム。良い感じでの熟成感もあって、今後の味造りに期待十分です。

まだまだ、色々な部分で発展中…という印象が強いお店です。色々な方に鍛えられて、良い感じのお店になると、非常に面白い形になるだけのポテンシャルはあるところです。八ヶ岳エリアにはぴったりな路線ですし、それなりの内容を持ってきています。まだ、OPENして半年。頑張って欲しいですね。

諏訪湖一望の洋食とBBQ

諏訪から辰野方面へ抜ける近道である『有賀峠』に位置する『諏訪湖の森』というゴルフ場とホテルがあります。諏訪湖と岡谷・諏訪・茅野を一望する素晴らしいロケーションにあり、昔から夜景スポットとして人気がありました。

ところが、市内から10分ほど峠を上がらねばならず、なかなか集客が難しいのでしょうか。はたまたゴルフ場の方が行けなかったのでしょうか。3年前に倒産し、その後を結婚式場運営会社さんが引き取って運営を再開されたようです。

レストランの構成などは大幅に変わって、昔からある離れの日本料理スペースと、本館内にある洋食スペースだけになっています。両方とも諏訪湖への眺望は素晴らしく、申し分ないロケーションを持っており、日中ならば諏訪湖を一望しながら、夕食なら岡谷・諏訪・茅野の夜景を楽しみながらの食事が出来ます。

日本料理は予約制の様ですが、洋食はいつでもフラリと立ち寄ることが出来ますし、ランチは、パスタ・ハンバーグ・カレーのランチセットが1000円とお手頃。お子様ランチは1000円ですが、これは特筆物の内容で、オムライス・ハンバーグ・エビフライ等々が盛りつけられ、さらに別プレートで素敵なデザートにジュースまで…小さいお子さんは食べきれない程。小学校高学年や、中学生ぐらい迄は十分に満足できる内容です。

実は、経営が変わっている事を知らずに、入学式の帰りに寄ったのですが、豪華なお子様ランチに、素敵なサプライズまでして頂きました。 これも、結婚式場を主な業務にしていらっしゃる関係で、常時パティシエの方がいらっしゃるようで、可能だったようです。

大人のランチセットも、しっかりとした季節のポタージュスープに、サラダ、メインディッシュにコーヒーと、抜かりない内容です。1000円のランチセットとしては秀逸な内容で、アスパラガスのポタージュはバランス良く、香りもあって美味しい逸品でした。私は、春キャベツのペペロンチーノを戴きましたが、プロの仕事でバランス良く仕上がっていました。（タバスコなど全く不要のレベルだったので、なかなかです）

サービスもなかなか良く、今回も西沢さんと言う方が、色々と気配り戴いて、本当に快適でリッチなランチタイムを過ごすことが出来ました。（家族で、湖を背景に記念写真まで撮って下さいました）土日祝日は挙式があるから、なかなか其処までは難しいかも知れませんが、平日は静かで大変お奨めなスペースです。

五月の連休明けからは、バーベキューテラスがOPENだそうです。これまた、手に取れるほどの距離感の夜景を望みながら、なかなか良さそうです。

プチドライブで、リッチな気分のランチやちょっとしたディナーにも良いと思います。なかなか諏訪にはバリエーションが少なかったのですが、面白いお店が見つかりました。帰り道は、角上で魚を仕入れて…『こばやし』のうなぎも外せませんね…

サルヴァトーレ・クオモ というピザ屋さんへ行ってみました

スタッフがイタリア人以外で初めてナポリのピザ職人大会での優勝をしてみたり、独特の雰囲気を持つオーナーシェフが人気のピザチェーン店。通い続けている歯医者さんの帰りに静岡にできたお店へ行ってみました。東京で一度は行きたいと思いつつ、時間的制約などで振られっぱなしだったんです。

このサルヴァトーレ クオモというピザ屋さんは、東京都心部では結構な店数あるようで、あちこちにお店があります。今回お邪魔した静岡ではランチは1200円でピザ三種とパスタ二種のチョイス。前菜とデザートはビュッフェスタイルで取り放題（これ、goodです）。

今回ピザは定番のマルガリータとマリナーラを頼んでみました。前菜は、いずれも出過ぎない味付けであっさりとしており、好印象です。もしバイキングでこのレベルが出ていたら、かなりの高評価。ビュッフェで取り放題ですから、非常にレベルが高いといって良いのではないでしょうか。運転がなければ、ソアーヴェあたりで、さらりと白ワインを一杯行きたい感じ。

ピザは、美味しい部類ですが、ものすごく美味しいパンチがある物ではありませんでした。ただ、粉の味や全体のバランスは良い感じです。これは、まだopenしたばかりで慣れていないというところもあるのではないでしょうか。ただ、チェーン店でここまで出しているところは他にはありますまい。

デザートは美味しかったですよ。思わずコーヒーを追加したくなる味。非常に残念だったのはティラミスなどをプラスティックカップに入れて出していたこと…これだけは考え直して欲しいです。それだけで、私の場合は食欲半減してしまいます。

1200円のランチとしては、非常にコストパフォーマンス高し。お勧めな一店です。今度、東京では運転の心配なしにワインで食べたい…そう思うお店です。気兼ねもないし、店員さんはよく教育されています。（そつは無いけど、ハートにもう少し頑張ってください）今回は、平日の昼下がり…という奥様タイムで女性ばかりでしたが、男でも恥ずかしくない居心地の良いお店でありました。

ファミレスなどとは比べものにならない高レベルなチェーン店です。次回が楽しみなピザ屋さんでありました。（八ヶ岳にはこのお店はありません。ごめんなさい）

薪で調理するレストランが登場

明野におもしろいコンセプトなレストランが出来ました。薪で調理をするレストランらしいです。残念ながら、私は歯を修理中なので、まだ行っておりませんが、なかなかおもしろそうです。八ヶ岳ジャーナルの紹介記事を見て戴くと、なかなか美味しそうではありませんか。

ヨーロッパの田舎へ行くと、結構当たり前に見かけるスタイルですが、日本では余り見かけないですね。ご自慢はローストビーフらしいですが、良い感じですね。歯が治ったら、一度行ってみなくては…と思っています。でも、今月いっぱいは難しいかな。

薪で焼くと薫りが付き、旨味が増しますね。燻製もしかりですが、ガスや電気ではなしえない、木ならではのマジックがありますね。美味しいお肉が気になるお店が、また一つ増えました。

場所は、旧明野村役場の脇を上がっていけば解るそうです。ミサワワイナリーの近くのようですね。

清泉寮のランチバイキング

土日祝日限定なので、私はとてもじゃないけど食べに行けませんが、評判よろしいのでご紹介。期間限定でして、今年は11/3迄の開催。時間は11:30～13:30迄。大人が2100円、子供は1380円。

詳しくはホームページを見ていただくとして、味に定評有る所ですから、さぞかし美味しいのでしょう。バイキングですからね、平日に…というわけにも行きませんよねぇ。

意外な穴場としては、朝食のバイキングがこれまたGoodなのです。要事前連絡なのですが、泊まっていなくても利用可能。明日の朝はちょっと立地に高原らしく…と思った時の利用価値は大でしょう。7:30～9:00とちょっと早めの時間ですが、焼きたてのパンや高原野菜などが並びます。大人1785円、子供1260円です。このあたりの朝食としてはベストな内容を持っていると思います。

資金面から立て替えが遅れ気味ですが、今のレストランの雰囲気を味わうのも良いと思います。良き時代の良い雰囲気が詰まった空間だと思います。

素晴らしいお肉… 韮崎『和こう』

甲州ワインビーフのアンテナショップという表前の『和こう』。レストランの奥が牛舎。韮崎インターを出て、右側（山側）の方へ向かうこと数百メートルです。県道沿いの高台に有るため、すぐに解ります。

甲州牛のみのメニュー展開で、鶏だの豚だのは無いのがポイントです。肉嫌いの方は逃げ場なしですから注意してください。網焼き（いわゆる焼肉）、ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼きの4展開とランチセットです。昼間は、割とお手頃なセットメニューも有るようです。

ここのお肉は、いわゆる受賞物クラスがメイン。サーロインの雪（上物）になると、もう大トロ状態。何の抵抗もなく、箸で切れるほどの肉質で、かつ重くないのです。いやな臭いもなく、さらりと食べれる肉でした。ヒレ肉は、一転してかなり赤身です。脂嫌いにはお奨め。これも、赤身らしい味わいがあり、上品な旨さ。

何しろ、全体の肉の質が良く、最後まで美味しく食べられる味。美味しいお店であることは間違い有りません。また、山梨県内の有名ワインが一通り揃い、良い状態で管理されています。昨日は、山梨醸造のアルガ カベルネソーヴィニヨン2004（7500円）を頂きましたが、ここの肉との相性は抜群で、実に美味しいワインでした。

生肉（刺身）も旨い物です。ただし、いろいろなバリエーションはありません。ホルモン系や、いろいろな部位を食べさせるお店ではなく、ヒレ肉かサーロインか…という感じです。

ガッツリ良いものを食べると一人7000～9000円ぐらいになるかも知れません。でも、この肉質だと、東京ではX3は考えないと…。

ステーキは、鉄板ではなく、もったいなくも切り分けてあり、網焼きとあまりイメージは変わりません。鉄板で、プロの焼き上がりが有れば文句無しなのですが…。卓上には、良い塩とこしょうも用意してあり、自分なりに楽しめる様にはなっております。

もう一つ、ここの名物は自家製？のパン類。これは特筆物です。外部からこれだけを買いに来る人も居るようです。決して、ヨーロッパスタイルの本格的ではありませんが、なじみやすく、美味しいパンです。

肉好きの方には、是非一度。アルプスを一望するロケーションもなかなか良いですよ。